2022年サッカーW杯カタール大会のスタジアム建設現場で働く労働者(2018年2月6日撮影)。(c)AFP/KARIM JAAFAR 【3月9日 AFP】2022年サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)のスタジアム建設現場における労働環境に関する報告書の中で、移民労働者が最長148日連続で働いていることが明らかになった。 報告書を作成した英コンサルティング会社インパクト(Impactt)によると、大会主催者の引き渡し・遺産最高委員会(Supreme Committee for Delivery and Legacy)による監督の下で働く1万8500人の多くにとって、長時間労働は依然として問題になっているという。 19ある建設会社のうち13社で労働者が酷使されているというインパクト社は、「19社中8社において、1週間の労働時間が72時間を超えたり、1日2時間以上の残業があっ