北海道で6日未明に発生した最大震度6強の地震を受け、ツイッター上では「携帯電話があと4時間で使えなくなる」などという投稿が相次いだ。朝日新聞が携帯電話大手のNTTドコモに確認したところ「そうした情報を発信していない」とネット上に流れる情報を否定した。 ただ、停電が長引けば、携帯電話の電波を受信する基地局の非常用バッテリーが電池切れを起こし、通信ができなくなる可能性があるという。同社北海道支社によれば、役場など重要施設の近くにある基地局は24時間程度もつ大容量のバッテリーを置いているが、場所によっては数時間で切れるものもあるという。 KDDIによると、同社では、基地局によって自家発電を備えたものや、非常用バッテリーで3~24時間程度もつものなど様々なタイプがあるという。