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ブックマーク / concretism.hatenablog.com (4)

  • 新国立競技場をめぐる巷の意見に対する当ブログ主の所感 - concretism

    さっき、twitterに連投したのが読みにくいので、ほったらかしにしつつもまだ残っていたこのブログに一応まとめておく。筆者は建築を専門にしているが、設計者ではなく施工者であり、これはその立場からの意見であることをことわっておく。 建築の設計コンペには、大きく二つの方向性がある。ひとつは、はじめからコストまで厳密に検討された、実現可能性が高い案を求めるもの。もうひとつは、大きく目指すべきもの、コンセプトを求め、厳密な検討は長いプロジェクトの期間につめていくもの。多くのコンペで求め、求められるのは、その中間のどこかになるわけだが、どこにおくかは、発注者の意向を汲んだ上で、応募側、募集側の建築家どうしでの読みあいとなる。 今回の国立競技場のコンペでは、想定される竣工期日の7年前という時期、発注者の「国」という経済規模などなどを考えれば、募集側の建築家、応募側の建築家とも、後者(コンセプト側)に寄

    新国立競技場をめぐる巷の意見に対する当ブログ主の所感 - concretism
    mahal
    mahal 2015/07/04
    つか、2016ビッドのように晴海か臨海辺りに陸トラとして整備すべきだったものを、霞ヶ丘に建てようとしたことで、英国におけるウェンブリー的な「象徴的価値」まで負わされる建造物になっちゃった気はする。
  • 改修案は検討された末に捨てられたんだろうたぶん - concretism

    さてさて、伊東豊雄さんが国立競技場の建替えに異を唱えて、改修案を自ら作成したことが、一部で話題になっています。 伊東豊雄氏の代替案「国立競技場は、新しく建て替えないで維持改修しよう」 : ギズモード・ジャパン 建築家の伊東豊雄さん、国立競技場の改修案発表:朝日新聞デジタル 伊東さんの案はよく見ておりませんが、国立競技場を建替えではなく改修して供用年数を延ばそうという考え方自体は、当然検討に値するものであって、現にその検討が行われたことを示す資料をインターネット上で見ることができます。 久米設計が2011年に制作していた国立競技場の改修案とその費用についての資料 | architecturephoto.net | ひと月の訪問者数21万の建築・デザイン・アートの新しいメディア。アーキテクチャーフォト・ネット リンク先PDFをざっと読むと、なるほど潮を見る方面の某設計事務所では、既存の構造体の

    改修案は検討された末に捨てられたんだろうたぶん - concretism
    mahal
    mahal 2014/05/14
    何か、対案のための対案みたいな感じで、 大凡「現実的」という意味では大差ないのかな。個人的には、50年は一般的なスタジアムの寿命としてはまぁ妥当なとこだったとは思う。
  • 【新築×分譲】優位の市場が住居の貧困をもたらす - concretism

    これを読みましたですよ。 痛いニュース(ノ∀`) : 【画像】 「世帯年収355万円 私たちマンション買っちゃいました!」←の広告が酷すぎると話題に - ライブドアブログ 年収が低い人がマンションを買ってはいけない、たった1つの理由(えふしん) - 個人 - Yahoo!ニュース 年収が低いのにマンションを買うなんてバカだなぁ、というコメントばかりですが、この話で注目すべきはそこではなく、プレサンス・コーポレーションはどうやって儲けるつもりなのか、というところだと私は思います。 そもそも、年収の低い人はお金を貸してもらえないので、普通は住宅が買えません。なんでお金が貸してもらえないかというと、お金を返せなくなる可能性が高いからですよね。ところが、プレサンス(とその提携銀行)はお金を貸してやろうという。なぜか。それはプレサンスの立場から見るとわかりやすいのでは、と。 まず、住宅市場をざっくり

    【新築×分譲】優位の市場が住居の貧困をもたらす - concretism
    mahal
    mahal 2014/05/11
    わはははは。これは何というか「ヤバい経済学」的な。しかしそうすると、より質のいい賃貸を得ようとするためには、貸家派の人も「すごい!これは素晴らしい!みんな買おう!!」とか宣伝する方がトクだなw
  • 新国立競技場で問題となるのは、巨大さよりもむしろ左右対称性なのではないかと思う件 - concretism

    新国立競技場については世間でいろいろ言われてて、お金がどうのこうのみたいな話がクローズアップされている割には、世の中最初の案からお金の面で同意が得られている設計なんてそうそうないことを知っている身としては、まあお好きにどうぞ的な感があって、ほほえましく観察していたわけですが。 日に至っては、コンペ当時の審査員である内藤廣さんが、今さら言わなくても言いことを言っちゃったりして、もし私が週刊誌の記者だったら大変喜ばしいことだというコメントをここで書いちゃうくらいの状況なわけですが、週刊誌の記者ではない私がかなり興味を持っちゃったのは以下の文章であるわけでございますです。 10+1 web site|都市景観と巨大建築|テンプラスワン・ウェブサイト 「古代のピラミッドやローマのコロセウム、あるいは中世の大聖堂」と、わざわざ例を引いて、「超高層ビルを見慣れたわれわれにとっても、今なお十分な強度を

    新国立競技場で問題となるのは、巨大さよりもむしろ左右対称性なのではないかと思う件 - concretism
    mahal
    mahal 2013/12/10
    興味深いけど、「左右対称でない宗教建築のほうが、例挙げるの難しそうな感じしますし」のくだりで速攻自分の脳内にPL大平和祈念塔が思い浮かんだ件をいかがすべきかと。
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