2004年のカンヌ国際映画祭で、史上最年少にして日本人初の最優秀男優賞を受賞した若手俳優、柳楽優弥(やぎら・ゆうや、18)が29日午前2時半ごろ、東京・品川区の自宅マンションで百数十錠もの薬物を大量摂取し、救急車で近くの病院に搬送されたことが分かった。東京消防庁などによると、急性薬物中毒だったが、命に別条はないという。16日付の自身の公式ブログでは、ここ1年間体調を崩していたことを明かしていた。 関係者によると、柳楽は29日午前2時半ごろ、家族と同居している自宅マンションの一室で、百数十錠もの薬物を摂取。倒れているところを発見され、すぐさま病院へ運ばれた。 東京消防庁などによると、自宅から119番通報があり、救急車で近くの病院へ。急性薬物中毒で一時は重症だったが、現在は安定し、命に別条はないという。 2004年に主演映画「誰も知らない」で、第57回カンヌ国際映画祭の最優秀男優賞を受賞