ライター・編集者。平成元年生まれのオタク女子4人によるサークル「劇団雌猫」メンバー。 劇団雌猫としての編著書に、『浪費図鑑』(小学館)、『だから私はメイクする』(柏書房)など。 個人としてもアンソロジー同人誌『女と女』を発行するなど、女性にまつわるさまざまなテーマについて執筆している。 初の単著『沼で溺れてみたけれど』(講談社)が発売中。
JINSEI STORIES 滞仏日記「天罰が下った夜、ブルース・ウイルスに救われる」 Posted on 2020/07/25 辻 仁成 作家 パリ 某月某日、息子に対する怒りはおさまることがなかった。なので、朝から口もきかない。昼ごはん前に、キッチンで料理をしていると息子がやってきた。もちろん、言葉などかけない。向こうも黙ってるのに、こちらからかけていては示しがつかない。すると、背後に息子の気配。ふりかえると、「ちょっといい」と洗濯機を指さして言った。どうやら、洗濯をしていたようだ。場所を譲ると、全自動洗濯機の扉をあけて、洗濯ものをとりだしながら、「今日はなに」と聞いてきたので、「知らない」と言ってやった。だいたい、「今日はなに」という聞き方がいかに無礼な訊き方か分かってない。せめて、「昼食は何ですか」と訊くべきだ。今まで、バカ丁寧に応えていた自分の責任を反省した。スパゲッティを作った
五輪成否、首相の命運握る コロナ禍で中止なら大打撃―解散戦略も左右 2020年07月24日07時10分 新型コロナウイルスの影響で来夏に延期された東京五輪・パラリンピック。その成否は安倍晋三首相の命運を握る。政府は、大会を簡素化するなど懸命に開催を目指すが、当初期待した経済効果は望み薄。新型コロナの感染が再拡大するリスクも伴い、中止に追い込まれれば打撃は計り知れない。自民党総裁としての任期満了が来年9月に迫る中、首相がレガシー(政治的遺産)と期待した「祭典」は、衆院解散・総選挙の戦略をも左右する。 自民各派、解散・人事にらみ活動本格化 麻生派皮切り、資金パーティー ◇オプション提示 「もう一度、世界の中で日本が上昇していく、伸びていくという、モメンタム(勢い)をつくりたい」。首相は6月20日のインターネット番組で、高度経済成長の象徴となった前回1964年の東京五輪を引き合いに、今回の五輪を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く