見知らぬ土地でトンネルをくぐる時、抜けた先にどんな光景が広がっているかと、ワクワクするかもしれません。川端康成の小説では、トンネルを抜けると景色が「雪国」に一変していましたが、日本にはたくさんの「トンネル抜けたら絶景」があります。 トンネルの先、視界は青! トンネルを抜けた先の絶景は、海あり山あり、どこか懐かしい原風景ありと、日本全国様々です。出会うたびにきっと、この国の自然の豊かさを感じられることでしょう。 トンネルを抜けたら「積丹ブルー」の絶景(北海道) 北海道西部の積丹半島。日本海に突き出したその北端近くに、通り抜けると絶景が待っているトンネルがあります。背の高い人なら頭がついてしまいそうに天井が低く、人がすれ違うのもやっとなほど狭い「島武意(しまむい)海岸トンネル」(積丹町)です。 島武意海岸トンネル(画像:写真AC)。 内部は照明もなく真っ暗ですが、抜けた先は展望台になっており、