昨年の府中牝馬S覇者イズジョーノキセキ(牝6、中村)が現役を引退することが分かった。6日、管理する中村師が明かした。今後は8日に競走馬登録を抹消し、繁殖牝馬になる予定。 中村師は「最後も頑張ってくれました。無事に(繁殖に)上がることができて良かったです」と話した。 同馬は19年6月に中京でデビュー(6着)し、続く2戦目で初勝利。牝馬クラシックへの出走はかなわなかったが、古馬になって力をつけ、ソダシとの追い比べとなった22年府中牝馬Sを制して重賞初制覇を飾った。その後、勝ち星はなかったが、前走のチャレンジCで9番人気ながら3着と好走していた。 通算成績は30戦5勝。総獲得賞金は2億3710万7000円。
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