今、出生前診断が手軽さを背景に広がっている。ダウン症の妹のいるディレクターが、自身の家族や出生前診断を受けた親たちと対話し、“命を選ぶ”ことの意味と向き合った。 今、出生前診断が手軽さを背景に広がっている。そして、検査で障害の可能性が分かり、確定した人の9割が中絶をしているという。ダウン症の妹のいるディレクターが自身の家族や、出生前診断を受けた人たちを取材し、その過程を記録したセルフドキュメンタリー。命を選ぶということはどういうことなのか、その意味を考えていく。【第48回 放送文化基金賞 テレビドキュメンタリー番組 最優秀賞受賞】制作:NHK名古屋