インターネットが情報社会に定着した中、朝日新聞が間もなく、「電子版」を発行することが分かった。新聞業界では、日本経済新聞に次ぐ電子版進出。部数と広告という「収入の両輪」の減少に苦しむ新聞業界の経営が大きく変わる前兆との指摘も出ている。 朝日新聞内部に流れている情報では、「デジタル対応」と呼ぶ電子版は今年2月下旬、遅くても3月上旬にスタートする。『iPad』(アイパッド)や『iPhone』(アイフォン)、パソコンに対応する形をとる。いずれは、同社が提携するauが採用するアンドロイドにも対応できるようにするという。 「1カ月の料金は、朝日新聞をとっている場合は1000円、とっていない場合は3800円になる見通し。契約の受付はASA(朝日新聞販売所)が受け付け、紙面は基本的に東京本社発行の最終版(14版)1日1回の発行だが、24時間体制で更新するそうです。1面から最終面まですべてのページが読