驚いています。 沖縄県が運営するサイト、沖縄平和学習デジタルアーカイブがアクセスできなくなっています。 沖縄戦から73年の年月を経て、沖縄戦の証言を生で聞くことも年々困難になり、昨年のチビチリガマ破壊事件にもみられるように、沖縄戦の歴史継承の難しさが課題となっている。 誰もが今、老いも若きも懸命に沖縄の歴史を伝える方法を模索しているなか、 沖縄県が公式事業として予算 (五千万) をくみ、東京大学大学院・先端表現情報学の渡邉英徳教授 (現在) の総合監修のもと、一つのプロジェクトが進められた。 ビッグデータをつかって沖縄戦を生きた人々のフロー (流動的動き) をマッピングし、証言と写真をくみあわせ、多元的デジタルアーカイブズを作るというものだ。 沖縄平和学習デジタルアーカイブ。それは、これから沖縄戦を学ぶたくさんの若者たちのためのプロジェクトだった。まさに百年先をみすえた戦史学習の未来だ。