西日本豪雨の被災地支援の募金活動に取り組んだ「teracoya」の子どもたちとスタッフ=東京都調布市で2018年9月20日、篠口純子撮影 東京都調布市の民間学童保育施設「teracoya」(宮武慎一代表)に通う子どもたちが、西日本豪雨の被災地を支援するための募金活動を行い、集まった1万131円を毎日新聞東京社会事業団に寄せた。活動のきっかけとなったのは、大きな被害を受けた岡山県倉敷市真備町地区の小学6年生が毎日小学生新聞に寄せた手記だった。 施設に通う小学1~6年生の約25人は、1年ほど前から、小学生新聞を読んで気になる記事を切り抜いたり、話し合ったりする活動を続ける。8月3日(一部地域4日)の小学生新聞に掲載されたのが、真備町の小学6年、坂東律彦(のりひこ)さん(11)の手記だった。
テレビ朝日系ドラマ「相棒」シリーズの大木長十郎刑事役などで知られる俳優の志水正義(しみず・せいぎ)さんが27日、60歳で亡くなった。同日、志水さんのフェイスブックで伝えられた。 ■志水正義さんのプロフィール フェイスブックでは「みなさまへ 本日 9月27日、志水正義は永眠いたしました」とつづり「ありきたりな表現ではありますが、眠るように安らかに旅立ちました。生前、みなさまには大変お世話になり、本当にありがとうございました。お礼を申し上げても足りないくらいです」と報告。 また「通夜・告別式は執り行いますが、フェイスブックでの報告は控えさせていただきます。応援、本当にありがとうございました」と伝えている。 志水さんは今年7月、ステージ4のすい臓がんで肝臓に転移していることをフェイスブックで公表し、闘病を続けていた。
外国だけでなく落語や時代劇も演目のテーマに登場するタカラヅカ(宝塚歌劇団)。「ヅカファン」と呼ばれる宝塚ファンは年齢、性別を超え幅広く、東西の落語界にも実は多い。その強い思いが、宝塚をテーマにした落語とレビューの会まで開くようになり、意外といっては失礼だが大好評だ。その初の関東での公演「花詩歌(はなしか)タカラヅカ in YOKOHAMA」が29日(土)午後2時、横浜にぎわい座(桜木町)で開かれる。 そもそものきっかけは、「ヅカファン」で記者も大阪学芸部時代に宝塚大劇場での公演について熱のこもった文章を寄稿してもらった林家花丸さんだ。落語家仲間やお囃子さんにタカラヅカの素晴らしさを広める「布教活動」の結果、2012年から、タカラヅカをネタにした落語、そしてレビューの2本立て公演を毎年続けてきた。
安倍晋三首相が10月2日に内閣改造を行い、麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官を再任することを表明した。 今回の内閣改造は自民党総裁選で首相が3選されたのに伴うものだ。首相は「しっかりとした土台の上に、できるだけ幅広い人材を登用していきたい」と語っていた。 首相は両氏を「土台」と位置づけたわけだが、麻生氏については財務省不祥事の政治責任をとっていないことを指摘しなければならない。 森友問題で財務省は公文書を改ざんし、1年以上にわたって国会を欺いていた。前代未聞の不祥事だが、麻生氏は職員の処分だけで幕引きを図り、真相究明も棚上げ状態だ。 内閣改造は麻生氏の責任問題にけじめをつける機会となり得る。にもかかわらず再任するのは、不問に付すとわざわざ宣言するのに等しい。 麻生氏は閣僚としての資質を疑わせる失言も繰り返してきた。 財務次官のセクハラ問題では「セクハラ罪という罪はない」と言ってかばった
収穫期を迎えた鳥取県内の梨や柿の果樹園に害虫のカメムシが大量発生している。8月下旬に確認された個体数は平年比で3倍超となり、今後も多発する恐れがあるという。県は9月としては28年ぶりに「病害虫発生予察注意報」を出し、農家に対策を急ぐよう呼び掛けている。【園部仁史】 県病害虫防除所によると、確認されているのは「チャバネアオカメムシ」「クサギカメムシ」「ツヤアオカメムシ」の主に3種類。いずれも通常は山林に生息しているが、エサとなるスギやヒノキの実が少なくなる夏、果樹園の梨や柿を狙って飛来する。果汁を吸って実を変形させたり、落果させたりする被害を与えるという。 平年であれば飛来数は7~8月にピークを迎え、その後は減少する。だが、今年は、スギやヒノキの実の育ちが良く昨年の大繁殖で幼虫も多かったことなどから大発生。同防除所による県東・中部4か所での定点調査で、8月下旬に確認された3種類のカメムシは5
NHKは27日、島津有理子アナウンサー(44)が19日付で退局したと明らかにした。今後は医師を目指して大学で勉強するという。 島津アナは1997年入局。ニュース番組「おはよう日本」のキャスターなどを担当した。司会を務めた番組の公式サイトで「自分の内面と向き合い、幼い頃からの思いをかなえるべきではないかと思うようになりました」と退局の理由を明かした。 大河ドラマ「西郷どん」の最後に放送される「西郷どん紀行」のナレーションは最終回まで担当する。(共同)
台風21号で二条城(京都市中京区)の国宝・二の丸御殿の屋根から剥がれた飾り金具の下から現れた葵の紋。チョークで形をなぞり目立たせている=京都市提供 今月上旬の台風21号で屋根飾りがはがれた二条城(京都市中京区)の国宝・二の丸御殿で、剥脱箇所から徳川家の紋「三つ葉葵(あおい)」の飾り跡が見つかった。 屋根の板に凹凸が残り、紋は直径64センチで木製か銅製だったらしい。1603年の家康による築城時に取り付けた可能性があるが、皇室別邸となった明治期に…
2020年東京五輪・パラリンピックの暑さ対策として急浮上したサマータイム(夏時間)導入論議は、夏の終わりとともにしぼみそうだ。自民党は27日、研究会を設けて検討を始めたが、今年度は中間報告にとどめる方針。推進派からは「もっと早く議論していれば……」とぼやきが漏れた。【野間口陽】 この夏、サマータイムが注目されたのは、猛暑に加え、五輪組織委員会会長の森喜朗元首相が8月、安倍晋三首相に直接要請したのがきっかけだった。首相から「党で先行して議論してほしい」と指示された遠藤利明元五輪担当相は、森氏と近い党内の文教族議員に働きかけを開始した。 しかし、サマータイムはもともと世論の賛否が分かれ、過去にも浮上しては流れた経緯がある。欧州連合(EU)の欧州委員会は今年8月、制度廃止を加盟国に提案することを決めた。タイミングの悪さは否めず、岸田文雄政調会長は「党の方向が定まらない中、政調会長のもとで特命委員
増加する外国人観光客らの需要を見込み、急ピッチで建設が進む高級ホテル「ハレクラニ沖縄」=沖縄県恩納村で2018年9月25日、高橋慶浩撮影 30日に投開票が迫った沖縄県知事選で、事実上の一騎打ちを展開する2人の候補とも経済振興の訴えに力を入れている。沖縄を訪れた観光客数は5年連続で過去最高を更新するなど好景気に沸く一方、県民所得は依然として全国最低のまま。島の暮らしをいかに良くするかに有権者の関心が集まるが、ここでも米軍基地問題がリンクしている。【高橋慶浩、写真も】 沖縄本島北部のリゾート地、恩納(おんな)村。東シナ海を一望できる立地に急ピッチでホテルが建設されている。ホテルの名は、米国ハワイにある高級ホテル「ハレクラニ」。不動産大手の三井不動産が来夏に全360室を開業する。
自民党総裁選で3選された安倍晋三首相が進める内閣や党の人事で、甘利明衆院議員の名前が浮上している。「政治とカネ」の問題で経済再生担当相を辞任した人物だ。森友学園や加計学園の疑惑でかすんでしまった感もあるが、国民への説明責任は果たしたのだろうか。【宇多川はるか/統合デジタル取材センター】 口利き依頼で秘書に現金や接待 まず、甘利氏の「政治とカネ」の問題を簡単に振り返っておく。 問題は2016年1月、週刊文春の報道で発覚した。千葉県の建設会社が13年5月、都市再生機構(UR)との補償交渉を有利に導くよう甘利氏側に口利きを依頼したとされる。当時の甘利氏の秘書2人は現金500万円を受け取り、このうち300万円を政治資金として報告せず、私的に流用した疑いが浮上。2人はこれとは別に建設会社から1000万円以上の接待を受けたとされる。
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