王将戦第2局に勝ち、感想戦に臨む久保利明王将=佐賀県上峰町の大幸園で2018年1月28日午後5時31分、丸山進撮影 27日から佐賀県上峰町の大幸園で行われた第67期王将戦七番勝負第2局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、同町共催、囲碁・将棋チャンネル協賛)は28日午後5時17分、久保利明王将(42)が挑戦者の豊島将之八段(27)に104手で勝ち、対戦成績を1勝1敗にした。残り時間は豊島28分、久保1時間15分。第3局は2月3、4日、栃木県大田原市のホテル花月で行われる。 久保が端攻めから豊島の居飛車穴熊を攻略し、快勝でタイに追いついた。久保の四間飛車に対し、居飛車穴熊の堅陣で豊島は対抗したが、久保は1日目から工夫した構想で攻略を狙った。
7日から静岡県掛川市の掛川城二の丸茶室で行われた第67期王将戦七番勝負第1局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、掛川市・市教委、静岡新聞社・静岡放送後援、掛川信用金庫、ゼロの会、囲碁・将棋チャンネル協賛)は8日午後1時57分、挑戦者の豊島将之八段(27)が久保利明王将(42)に88手で勝ち、初の王将位に向けて先勝した。残り時間は久保30分、豊島4時間22分。第2局は27、28日、佐賀県上峰町の大幸園で行われる。 7期ぶり2回目の王将戦七番勝負登場となった豊島。前回は一度もリードを奪えなかったが、今期は快勝で開幕局を飾った。
王将戦第1局で初手を指す久保利明王将(右)。左は挑戦者の豊島将之八段=静岡県掛川市の掛川城二の丸茶室で2018年1月7日午前9時、渡部直樹撮影 久保利明王将(42)に豊島将之八段(27)が挑戦する第67期王将戦七番勝負第1局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、静岡県掛川市・市教委、静岡新聞社・静岡放送後援、掛川信用金庫、ゼロの会、囲碁・将棋チャンネル協賛)が7日、静岡県掛川市の掛川城二の丸茶室で始まった。久保は2期連続4期目の獲得、…
政府は13日、将棋で初の永世7冠を達成した羽生善治氏(47)と、囲碁で初となる2度にわたる7冠独占を果たした井山裕太氏(28)=本因坊文裕(もんゆう)=に対し、国民栄誉賞を同時に授与する方針を固めた。いずれも前人未到の偉業で、囲碁、将棋界の発展に寄与するとともに社会に明るい希望を与えたと判断した。決定すれば将棋、囲碁界ともに初めての受賞となる。 菅義偉官房長官は13日午前の記者会見で、安倍晋三首相から同日、両氏への国民栄誉賞授与を検討するよう指示があったと明らかにした。菅氏は「いずれも歴史に刻まれる偉業であり、社会に明るい希望と勇気を与えた。(授与は)今後、関係者の意見も聞いたうえで最終判断を行う」と述べた。
「永世7冠」を達成した羽生善治新竜王=鹿児島県指宿市で2017年12月5日午後4時25分、津村豊和撮影 鹿児島県指宿市で4日から行われた将棋の第30期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催)の第5局は5日午後4時23分、挑戦者の羽生善治棋聖(47)が渡辺明竜王(33)に87手で勝ち、対戦成績を4勝1敗として15期ぶり通算7期目の竜王となり、永世竜王の資格を得た。棋士生活32年で永世称号の制度がある7タイトル戦のすべてで、永世資格を持つ史上初の「永世7冠」を達成した。 羽生新竜王は、名人9期、王将12期などタイトル獲得通算99期となり、大台まであと1期と迫った。現在の保有タイトルは竜王と棋聖の2冠となった。渡辺は竜王3連覇を逃し、棋王のみの1冠となった。
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