共産党が来年夏の参院選での野党共闘に向け、強気の姿勢を見せている。昨年10月の衆院選では67選挙区で独自候補を取り下げ、野党候補を一本化したが、共産の議席は改選前の21から12にほぼ半減。こうした結果を踏まえ、参院選では改選数1の「1人区」での野党候補一本化で「相互推薦・相互支援」を条件とし、一方的な取り下げには応じない姿勢を鮮明にしている。 志位和夫委員長は4日の党旗開きで、立憲民主、民進、自由、社民の野党4党に対し、「速やかな政策対話と候補者調整の協議を呼びかける」として1人区の候補一本化を訴えた。全選挙区に候補者を擁立したうえで、1人区では4党との相互推薦・支援を条件に一本化交渉に入る考えだ。
![共産党:来夏参院選1人区、野党一本化に条件 | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3df7b229795ccd713044b83f76865c4787066818/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2015%2F12%2F18%2F20151218hrc00m010001000q%2F9.jpg%3F2)