23日、秋田市の金足農で開かれた甲子園報告会。炎天下の屋外での開催にもかかわらず、生徒や地元住民など約1000人が集まり、ナインの偉業を改めて大歓声でたたえた。【山本康介】 専門家分析 23犠打飛、大会トップ 秋田球界のレベルアップに尽力した専門家からも、金足農の大躍進を評価する声が上がっている。 元秋田高監督で県高野連の会長などを務めた小野巧さん(63)は、県の高校野球強化プロジェクトの推進に携わった。決勝当日は甲子園に駆け付けて観戦した。「活躍を期待していたが、決勝進出は驚いた。打線がやや弱いと思っていたが、甲子園で各打者の集中力が増して好成績につながった印象がある」と語る。秋田大会で本塁打はゼ…