男子100メートルバタフライ決勝を制した藤井拓郎=東京辰巳国際水泳場で2016年4月10日、梅村直承撮影 リオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権最終日は10日、東京辰巳国際水泳場で男女の決勝5種目が行われ、男子100メートルバタフライは、藤井拓郎(コナミスポーツ)が52秒03で8連覇を達成した。この種目での派遣標準記録は突破できなかったが、男子400メートルメドレーリレー要員としての標準記録を満たし、3大会連続となる五輪代表に内定した。男子50メートル自由形は中村克(かつみ)=イトマン東進=が22秒09、女子50メートル自由形は池江璃花子(りかこ)=ルネサンス亀戸=が24秒76でそれぞれ初優勝。女子200メートル背泳ぎは14歳の酒井夏海(スウィン南越谷)が2分10秒43で初制覇した。 今大会で34人(男女各17人)がリオ五輪代表に内定した。日本水泳連盟は11日に正式発表する