振り込め詐欺で誤認逮捕=容疑者と会話、共犯と勘違い−男性釈放・警視庁 振り込め詐欺で誤認逮捕=容疑者と会話、共犯と勘違い−男性釈放・警視庁 警視庁は10日、田園調布署が振り込め詐欺事件の容疑者を現行犯逮捕した際、共犯者として20代の男性を誤認逮捕したと発表した。男性は現場近くで容疑者と会話していたが、道を尋ねられただけだったといい、即日釈放された。 同庁刑事総務課によると、7日午前9時半ごろ、東京都大田区の50代の女性が息子を装った男から「電車内に小切手入りのかばんを忘れた。300万円必要だ」と電話を受け、自宅に来た男に現金をだまし取られる事件があった。 その後も現金を要求する電話があり、通報を受けた同署員が女性宅付近で男を待ち伏せ、詐欺未遂容疑で現行犯逮捕した。 男は無職の江副潤一容疑者(61)で、直前に近くの路上で男性と会話していた。このため署員らが声を掛けようとしたところ、男性