今年1月にiPhone向けにリリースされたソーシャルゲーム「カイブツクロニクル」。およそ半年で約40万ダウンロードを記録し、App Storeランキングでも1位を獲得、現在も常に上位をキープしている人気アプリだ。 しかし開発の経緯をたどると、これほど短期間で人気ゲームとなるとは予想もつかないような体制でスタートしたと、開発当時からカイブツクロニクル開発プロジェクトのリーダーとして引っ張っていた、株式会社アドウェイズの上岡氏は振り返る。 「当社は中国にラボがあって、そこに所属するエンジニアがカイブツクロニクルの前身となる『カイブツライフ』の最初のアイディアを持ち込んだことから始まります。ちょうどそのころの2008年~2009年にかけて、FacebookやmixiなどのSNSが相次いでプラットフォームのオープン化に踏み切る中で、『そうしてあなたは去ってゆくのね』という別のソーシャルアプリをリリ