7月20日(木)、ザ・プリンス パークタワー東京にて、SoftBank World 2017が開幕した。 初日の午前中、基調講演に登壇したソフトバンクグループの代表取締役会長兼社長 孫正義氏。今年の6月にボストン・ダイナミクス、シャフトという二つのロボット会社の買収合意が発表されたことで、発言にも注目が集まっていた。 登壇した孫正義氏は、産業革命を主導した投資家「ジェントリ」になぞらえ、ソフトバンクがリスクをとった投資により情報革命を牽引していくということをまず語った。 孫正義氏 情報革命はパソコンから、インターネット、IoTに繋がり、そして人工知能へと移っていきます。人工知能の時代において大事なことはビッグデータをもつことです。産業革命時の鉄のように、データを持っている人が勝ちます。 我々はARMを傘下に入れました。ARMは世界中のIoTの90%のシェアを持っています。スマートフォンの9