インターネット上に男性=当時(18)=を中傷する書き込みをしたとして、滋賀県警少年課と甲賀署は31日、名誉毀損(きそん)の疑いで、東京都文京区の無職少年(19)を逮捕した。関係者によると、被害者の男性は滋賀県内の高校生で、昨年9月に自殺しているのが見つかった。会員制交流サイト(SNS)に高校生を中傷するような内容があり、県警に被害届を出していた。 逮捕容疑は2015年7月から16年9月までの間、インターネットに「様々な女ユーザーに迷惑行為を行い最終的にはそんなことをやっていないと逃げ惑っている」と、男性を中傷する書き込みをした疑い。 県警によると、少年は容疑を認めているという。県警は今後、2人の関係や動機などを捜査する。遺族によると、高校生はSNS上で自分を装った誰かが書き込んだと思われる内容で悩んでいた。9月下旬に保護者と甲賀署を訪れ相談したが、翌日に自宅で首をつっているところを発見