独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)は2014年7月23日、英国情報通信庁(Ofcom)が主催するテレビホワイトスペースの通信試験において、ロンドン市街地で40Mbps以上の移動体高速ブロードバンド通信と3.7kmの固定地点間通信に成功したと発表した。 ホワイトスペースの利用には、いわゆる「周波数管理データベース」を利用して、その地点でその時間に使用可能な周波数や出力を選択し通信する必要がある。Ofcomは、ホワイトスペースの本格的な制度化を視野に入れた通信試験(パイロット)を主催し、パイロットに参加する無線機とデータベースについて、それぞれ参加機関を公募した。 無線機には、テレビ放送に影響を与えないようにするため、不要電波の発射について厳しい「電波の質」が求められる。また、データベースは、テレビ放送やラジオマイクなどの利用情報を自動的に取り込み、無線機の位置に応じた利用可能周波数と
ソニーがCMOSイメージセンサーの生産能力を増強、長崎と熊本に350億円を投資:スマホなどへの供給体制を強化 ソニーは、積層型CMOSイメージセンサーの生産能力を増強すべく、ソニーセミコンダクタ 長崎テクノロジーセンターと熊本テクノロジーセンターの製造設備に約350億円を投資する。イメージセンサーの総生産能力を約7万5000枚/月に増強する中長期的な施策の一環である。 ソニーは2014年7月23日、ソニーセミコンダクタ 長崎テクノロジーセンター(以下、長崎テック)と熊本テクノロジーセンター(以下、熊本テック)において、積層型CMOSイメージセンサー*1)の生産能力を増強すべく、2014年度下期から2015年度上期にかけて設備投資を実施すると発表した。 今回の設備投資は、ソニーのイメージセンサーの総生産能力を約7万5000枚/月に増強する中長期的な施策の一環である。現在は約6万枚/月で、20
ソニーは7月23日、ソニーセミコンダクタ 長崎テクノロジーセンター(長崎テック)と同 熊本テクノロジーセンター(熊本テック)において、積層型CMOSイメージセンサの生産能力の増強を目的とした設備投資を、2014年度下期から2015年度上期にかけて実施すると発表した。 今回の設備投資は約350億円を投じて、長崎テックでの裏面照射型画素と信号処理回路を重ね合わせる工程ならびにそれ以後の工程の増強、ならびに熊本テックでの積層型CMOSイメージセンサのフォトダイオード製造や配線工程といったマスター工程向け製造設備の増強を行おうというもの。 これにより、同社のイメージセンサの総生産能力は、300mmウェハ換算で現在の月産約6万枚から、2015年8月には月産約6万8000枚まで増強されることとなる。 なお、約350億円の投資の内訳は、2014年度実施予定分が長崎テック約30億円、熊本テック約60億円の
ソニーとパナソニックが、電子お薬手帳ビジネスに乗り出している。ソニーは2014年7月から、2013年秋から試験運用している「電子お薬手帳サービスharmo(ハルモ)」の運用地域を拡大(写真1)。パナソニックヘルスケアは7月15日に、電子お薬手帳を運用できるサービスを、「ヘルスケア手帳」の名称で調剤薬局に向けて発売した。 お薬手帳は、医療機関が処方する医薬品の名称や回数などを記録する手帳。従来の紙のお薬手帳は、紛失しやすい、薬局へ持参し忘れやすい、などの欠点があった。お薬手帳を電子化することで、利用者はスマートフォンのアプリで処方箋の情報や服用履歴を管理でき、紛失を減らすことができる。薬局側は患者の服用履歴を正確に把握できることで服薬指導を確実なものにし、調剤事業の質を向上させることができる。 ソニーは試験運用の地域を拡大 ソニーは2014年7月1日から、「電子お薬手帳サービスharmo(ハ
パナソニックが6月に発売したばかりの「HX-A500」は、アクションカメラ市場では世界初となる4K30pという超高画質を実現した。カメラ部と本体部の二体型スタイルとなっており、軽量なカメラを頭に装着することで、臨場感ある「目線映像」を記録することができる。この画期的なウェアラブルカメラを開発したパナソニック イメージングネットワーク事業部商品技術 グループマネージャーの森勉氏と、プロトラブズ社長トーマス・パン氏とによって行われた対談を前後編でお届けする。 躍動感を生み出す超解像度 トーマス・パン氏(以下パン氏):先ほど実際にHX-A500を着用してみましたが、重さはそれほど感じませんでした。カメラの位置も目線に入らない程度でいいですね。 森勉氏(以下森氏):カメラ部は31グラムしかありません。ずっと装着するものなので、負担にならないように小型軽量に開発しました。カメラの画角は最大で約160
現在利用されているネットワークテクノロジーの中で、IEEE 802.11系(以下、「IEEE」は省略)の無線規格は非常に新しい。だが、Webの発明から5年後の1997年に誕生した初代の802.11規格は、高価で、設定が分かりづらく、通信速度は2Mbpsしかなかった。 その後、アルファベットで表される数々のバリエーションを経て、802.11acにたどり着いた。1Gbpsを超える通信速度がウリのこの新しい規格は、2013年に普及必至の高性能モバイル端末、ギガビットブロードバンド、高解像度(HD)動画のストリーミングに適しているとされる。 しかし、無線の常として、公称の数字が現実と一致することはまれだ。802.11acは、消費者にとっても企業にとっても大きな可能性を秘めているが、その真価を引き出すのは簡単ではない。 Computer Weekly日本語版 2013年10月23日号無料ダウンロード
For an automatically updated (and more up to date) list of devices currently in WikiDevi supporting 802.11ac, see the automatically updated tables on this page. note: the older table format is viewable on this older page revision See 802.11ac on Wikipedia for considerably more information on the standard. It's basically super-802.11n at 5GHz with 80Mhz or 160Mhz wide channels. Access Points List o
まさに“花盛り”という印象を受ける同市場について、「TOPPERS カンファレンス 2014」(2014年6月24日)の特別講演に登壇したオムロン ヘルスケア 技術専門職の志賀利一氏は、「ヘルスケア機器の市場における戦いの図式が変わってきている。これらの機器がインターネットに接続されるようになった時点で、通信事業者が入ってくるからだ」と述べている。さらに、ソフトバンクが3G通信に対応した体組成計を発売するなど、通信事業者がヘルスケア製品を販売する事例も出てきている。 だが、ウェアラブル機器において「ビジネスが成立しているかというと、そうでもない」と志賀氏は述べる。小型の端末や機器を作る半導体技術は進んでいて、委託工場も多数あるので、メーカーは自社で工場を所有していなくても、いくらでもウェアラブル機器を製造することができる。現在は、「こんなウェアラブル機器も作れますよ」と次々と提示されている
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