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ヘルスケア向けウェアラブル機器、“価値の創造”はまだこれから
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ヘルスケア向けウェアラブル機器、“価値の創造”はまだこれから
まさに“花盛り”という印象を受ける同市場について、「TOPPERS カンファレンス 2014」(2014年6月24日)... まさに“花盛り”という印象を受ける同市場について、「TOPPERS カンファレンス 2014」(2014年6月24日)の特別講演に登壇したオムロン ヘルスケア 技術専門職の志賀利一氏は、「ヘルスケア機器の市場における戦いの図式が変わってきている。これらの機器がインターネットに接続されるようになった時点で、通信事業者が入ってくるからだ」と述べている。さらに、ソフトバンクが3G通信に対応した体組成計を発売するなど、通信事業者がヘルスケア製品を販売する事例も出てきている。 だが、ウェアラブル機器において「ビジネスが成立しているかというと、そうでもない」と志賀氏は述べる。小型の端末や機器を作る半導体技術は進んでいて、委託工場も多数あるので、メーカーは自社で工場を所有していなくても、いくらでもウェアラブル機器を製造することができる。現在は、「こんなウェアラブル機器も作れますよ」と次々と提示されている