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2021年10月28日のブックマーク (7件)

  • 技術者の“特許権”について考える

    この2019年の4月1日からNHKで始まった「逆転人生」という新番組。偶然、初回放送を観ました。ジリ貧の人生の時期があっても諦めずにもがき、最後には成功をつかむというサクセスストーリーを紹介するような番組でした。 この回は個人の発明家である齋藤憲彦さんが特集されており、齋藤さんが自らの特許でITの巨人であるアップル社と特許紛争で戦うストーリーでした。最初はアップル社が10人ほどの弁護士を立て、齋藤さんは特許の無効性の主張などの応酬でジリ貧となり負けそうになったものの、意志強く最後まで戦ってアップル社に勝つという実話のストーリーで、ついついのめり込んで観てしまいました。 というのも、実はこの放送と同時期に、私が2013年に出願していた特許が5年半の時を経てようやく特許登録になりそうだとの連絡を受けていたのです。TV番組の特許成立までのシーンと被っていたことにより、なおさら印象に残る番組でした

  • なかけんの「数の構成」ノート

    数の構成 このサイトでは、大学数学以降で数学を学ぶ上で基礎となる、数の構成について見ていきます。内容は、以下のように分かれています。 自然数の構成 整数の構成 有理数の構成 実数の構成(まだ) ペアノの公理を用いた自然数の構成や演算の定義を行い、整数や有理数を商集合を用いて定義していきます。また、デデキントの切断を用いた実数の定義も行います。 高校までの数学の内容をゴリゴリと使っていくわけではないですが、高校数学を学んだ後の方が読みやすいです。なお、中学数学までは前提とします。 高校までの数学よりは厳密に、しかし、専門書よりはかみ砕いて書いていきます。 「数の構成」って何? 大学で数学を学ぶ場合、線形代数学や微分積分学から始まることが多いです。微分・積分は高校でも学びましたが、大学での数学は高校のときよりも厳密に進んでいきます。特に、極限の扱いが厳密になるのですが、そのためにはまず実数につ

  • 自然数の掛け算の交換法則が成り立つのはなぜか:定義と証明 | 趣味の大学数学

    どうも、木村(@kimu3_slime)です。 ネットでは小学校のかけ算の順序問題がしばしば話題になっているのを目にします。 今回はそれに立ち入らず、数の性質としての掛け算の交換法則に注目しましょう。掛け算九九を学ぶときには、 \[ \begin{aligned}5 \times 9 = 9 \times 5 =45\end{aligned} \] のような交換法則に、自然と気づくことでしょう。 掛け算九九に限らず、そもそも掛け算の交換法則が成り立つのはなぜなのでしょうか? それを簡単かつ丁寧に紹介したいと思います。 自然数、足し算、掛け算の定義今回考えるのは、\(0,1,2,3,\dots\)といった自然数です。文脈によって0を含めないことも多いですが、ここでは含めることにします。 理論的には、自然数はペアノの公理と呼ばれるルールによって定義されるものです。 まず、出発点となる\(0\)

    自然数の掛け算の交換法則が成り立つのはなぜか:定義と証明 | 趣味の大学数学
  • 数学力のある方が事実を捻じ曲げる...心理学が明かす「バイアスにかかる人の特徴」

    人の心を動かすのは簡単ではない。事実やデータを示しても一筋縄ではいかない。ではどうしたらいいのか。それをわかりやすく説いているのが、ターリ・シャーロット氏だ。「確証バイアス」から逃れられる人はほとんどいないが、その存在を知っておくだけでも、きっと大きな意味があるだろう――。 ※稿は、大野和基インタビュー・編『自由の奪還』(PHP新書)を一部抜粋・編集したものです。 人の心を動かすのはストーリーと個人的な経験 ――前著"The Optimism Bias"(邦訳『脳は楽観的に考える』柏書房)は世界的に話題を呼びました。そこから"The Influential Mind"(邦訳『事実はなぜ人の意見を変えられないのか』白揚社)を上梓しましたが、二冊の共通点は何ですか? 【シャーロット】どちらのも、私の研究分野である認知神経科学と心理学、そして行動経済学を組み合わせた研究について述べています。

    数学力のある方が事実を捻じ曲げる...心理学が明かす「バイアスにかかる人の特徴」
  • 日本人が「世界一、仕事が苦痛」と感じる根本理由

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    日本人が「世界一、仕事が苦痛」と感じる根本理由
  • 日本に「本物のリーダー」が絶望的にいない深い訳

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    日本に「本物のリーダー」が絶望的にいない深い訳
  • 再エネ先進国から転落した日本、「できない理由」探し続けた

    には着床式洋上風力に適した水深50m未満の遠浅の海が少ない。そこで水深50~100mでも設置できる低コストの浮体式を開発しようと、ひびきプロジェクトは始まった。軽量簡素にするため、風車は主流の3枚羽ではなく2枚羽を採用。約50m四方の浮体は組み上げた状態でえい航しやすいよう喫水を浅く設定。海中の送電ケーブルに付着する生物をロボットで除去するなど、コスト低減に向けた様々な挑戦をしている。 輸入に頼る“日式” だが、ひびきの肝心の風車は海外製に頼っている。ドイツのメーカーが設計し、ドイツ中国で生産。日立造船が設計・製造する浮体も、基設計はフランス企業の手による。 稼働状況を示す設備利用率は22%で、目標の30%台に届かない。コロナ禍もあり海外からの部品調達が滞ったためだ。「もっと早く、国の洋上風力拡大の方針が決まっていたら……」。関係者は唇をかむ。 20年夏、風力関連企業と政府による

    再エネ先進国から転落した日本、「できない理由」探し続けた