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ブックマーク / matsuo-tadasu.ptu.jp (8)

  • 飽食ニッポンはどこへ行った+不況では脱原発は進まない

    松尾匡のページ12年6月5日 飽ニッポンはどこへ行った+不況では脱原発は進まない やっと新書原稿ほんとに脱稿。序文とかコラムとかも仕上げて今とりあえず印刷中です。 次は、6月16日午前の大阪での景気についての講演の準備と、午後の基礎経済科学研究所の研究会での大西広さんの新しい教科書に対する批評報告の準備と、翌17日の東京での学会の雑誌の編集委員会の準備。そのあとそのまま自宅に帰らず、授業に向けて立命館に行く予定ですが、最近土曜日に補講が続いたりして、まるまる自宅に帰らない週が続いているもので、またもこんなスケジュールになっているのを知ったカミさんの機嫌の悪いこと! この編集委員会、ようやく今度が最後のはずだけど、最後の最後まで息抜きさせてくれませんね。今、投稿論文二、審査担当で読んでいるわけ。 で、今16日の景気問題の講演の準備もしているのですが、そのネタでおもしろいものをいくつか見つ

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    mako_to 2012/06/07
  • 「最強のマル経」企画始動!

    松尾匡のページ12年5月21日 「最強のマル経」企画始動! 2010年の年末の話ですけど、京都にあるナカニシヤ出版の旧知の編集者の人から連絡があって、研究室を訪問して話がしたいとのこと。この年は、『不況は人災です!』と『図解雑学マルクス経済学』を出して、ネタ切れして疲れきっていたときだったから、「を書け」って話ならいやですよと固く言ったのですが…。 結局「世間話だけ」ということで押し切られ、研究室に迎え入れることになりました。 そしたら案の定「世間話」だけで終わろうはずもなく、何かを出すつもりはないかという話が始まったもので…。 実はちょうどその前に、何を思いついたか突然小説を書いていたところでした。当時このエッセーコーナーでも紹介しましたが、「島の挽歌」と題して、サイトにアップしてトップページからダウンロードできるようにしてあります。当時すでにその編集者の人も読んでくれていて、おも

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    mako_to 2012/05/25
  • いわゆる「政府の失敗」論は何を問題にしていたか

    松尾匡のページ12年2月20日 いわゆる「政府の失敗」論は何を問題にしていたか 前回のエッセーで触れた「父母教育後援会」の表彰論文の審査。こりゃ学術誌のレフェリーか学会発表のコメンテーターかってな仕事になりましたよ。グラフや数式をワープロ書きしてたらどれだけ時間がかかるかわからないと思ったもんで、最後は、鉛筆手書きしたやつを速達で送るほかないと、住んでる町の郵便局の向かいにあるファミレスで作業して、できたーっと郵便局にかけこもうとしたら...もう時間切れで閉まってるじゃないか。と、ちょうどそこに、職場から帰宅したばかりのカミさんから「今どこにいる」と電話がかかってきたもので、拝み込んで久留米郵便局の局に車で連れていってもらい(ボクは免許持ってないのだ)、なんとか間に合ったのでした。ここまでやる必要もないとは思ったのですけどついつい...。 そのあと、22日と24日の商人道講演用のパワーポ

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    mako_to 2012/02/21
  • 右翼と左翼 - 松尾匡のページ

    松尾匡のページ 用語解説:右翼と左翼 サイトのエッセーなどでは、「右、右たらず。左、左たらず。」という現状をしょっちゅう嘆いている。どうも、世間の右、左の基準と、自分の基準がかなりズレているようなのだが、元来の筋を通せば私の基準になるはずである。ここでは、このサイトで、「右翼」「左翼」という言葉が何を意味しているのか、簡潔に図式化して説明しよう。 【世界の切り分け方が違う】 右翼と左翼の違いの最大のポイントは、世界を切り分ける見方の違いである。稲葉振一郎さんの新著で紹介されている田島正樹氏も似たようなことを言っているようだが、もっと大胆にすっきり図式化するとこうなるだろう。 世界を縦に切って「ウチ」と「ソト」に分けて、その間に質的な対抗関係を見て、「ウチ」に味方するのが右翼である。 それに対して、世界を横に切って「上」と「下」に分けて、その間に質的な対抗関係を見て、「下」に味方するの

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    mako_to 2012/02/15
  • 「かける数」を真横に書くとバツになる件

    松尾匡のページ12年1月28日 「かける数」を真横に書くとバツになる件 アメリカの中央銀行FRBのインフレ目標導入を受けた「北國新聞」の社説がネットで評判になっています。 北國新聞のサイトではもう読めないのですが、id: maddercloudさんのブログ記事で全文読めます。 「大胆な方針転換に打って出たトップの決断を評価したい。」 「日銀は「効果がない」「ハイパーインフレを招く」などの理由で、インフレ目標の導入に否定的だが、「効果がない」と言うのは、インフレ目標を導入している多くの国に対して失礼だろう。スウェーデン、ニュージーランドなどは一時的なデフレをインフレ目標の導入で克服したとされている。」 「現状のままデフレを放置していれば、「超超円高」はいつまでたっても解消されない。日経済を支えてきた製造業は、耐えかねて海外移転に活路を見い出そうとしている。国内産業の空洞化は、財政赤字以上に

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    mako_to 2012/01/29
  • 今年も「正月って何?」

    松尾匡のページ12年1月7日 今年も「正月って何?」 つつしんで新年のご挨拶をもうしあげます。今年もよろしくお願いします。 前回のエッセーでも言ったけど、今年の正月は、正月休み明け締め切りの論文原稿が二つもあって。 年末に正月休みに入ってから、新書原稿は中断して、ただちにまず、TPP関係の論文を書きはじめました。前にも言ったとおり、編者の先生がボクの章の共同執筆者になって、政治的に考慮した修正はやってくれるってことになってますので、こっちは自分が経済学的に正しいと信じることだけを思う存分書きました。賛成側も反対側も経済学的にみて間違った議論ばっかりで駄目だってやつ。このまま出したら、例によってまた左右中間派全部から総攻撃されるぞ。 論文執筆のために、どウヨ櫻井よしこさんの主宰する「国家基問題研究所」のサイト見てたら、もちろんTPP参加賛成の論陣はってるんですけど、一般会員のみなさんが激烈

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    mako_to 2012/01/08
  • 性と景気+田中正造直訴110年

    松尾匡のページ11年12月14日 性と景気+田中正造直訴110年 毎週末なんかある感じであわただしいです。前回のエッセーで報告した1日の名古屋講演のあと、そこにも書きましたけど、3日には東京で性感染症の学会で共同報告に立ち会い、終わってすぐ九州に帰宅。 翌週は、10日土曜日に、後援会役員やっている市議会議員の後援会の忘年会の会場準備だけして、ただちに空港に向かい、11日は一日中、経済理論学会の雑誌の編集委員会でした。今回はこの委員会の報告書類三種類作らなければならなかった。 12日月曜日の昼すぎ九州の自宅に帰り着き、翌朝には出講のため滋賀県へ。今週末土曜日は、うちの学部のゼミナール大会があるので、それまで大学にいます。 12日に東京から帰りの飛行機の中で、今執筆中の新書原稿のことを考えていたのですが、こんな調子で日の初期社会主義の歴史ばかり書いていたら他のことが書けなくなると悟って、一か

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    mako_to 2011/12/15
  • 名古屋の『不況は人災』講演後「その手があったか!」

    松尾匡のページ11年12月2日 名古屋の『不況は人災』講演後「その手があったか!」 きのう、名古屋で『不況は人災です!』の内容を講演してきましたので、そのときのレジュメを「講演資料」のコーナーにアップしておきます。 呼ばれたのは、日政策金融公庫熱田支店が取引先の経営者のみなさんと作っている研究会です。お世話になりました平松会長、三澤課長ほか関係者のみなさまに感謝いたします。 トヨタとかの孫請けなど、主に製造業の中小企業のみなさん20人ほどの集まりでしたけど、やっぱりみなさん大変優秀な技術をお持ちの中で、目下の円高に苦しんで崖っぷちギリギリでがんばっておられます。日に製造業が必要だとの自負もあるし、雇用も守りたい、でももう海外に行かないとやっていけないから、政府の後押し策がある間に海外に進出しようかどうか悩んでいるという感じでした。懇親会では、「インフレなにが悪い」「円安何が悪い」と盛り

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