2009年11月26日のブックマーク (4件)

  • 女子大生の着帽: アモーレと労働法

    非常勤先の女子大で,授業中に帽子をかぶる女子学生が激増しています。昨年までは,帽子を脱ぐように注意していたのですが,今年は,どうも学生の中で着帽に対する意識が変わっているように思われて放任しています。彼女たちは,普通のファッションとして,授業中に着帽することに対する罪悪感がないようなのです。社会に出れば,仕事中に自分の好きなようなファッションができないのは当然ですが,大学においては服装規定はありません(たぶん,ないはずです)。着帽が悪いと決めつけるとできるのだろうか,という気もします。しかし,行儀が悪いな,という意識は残ります。こういう感覚を教えるのが教育なのかもしれませんが,既成の価値観の押しつけでないかという不安はあります。 とはいえ,正直なところ,神戸大学の学生がゼミ中に着帽すると脱帽を指示すると思います。こういうダブルスタンダードはいけないと思うのですが,女子大学で教えるということ

    makonabe
    makonabe 2009/11/26
    どうだろうか…。「ただ,ここで起こることは,数年後には神戸大学で起こるというのが,これまでの経験上明らかなのですが。」
  • 社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 『ものづくりの寓話』

    社会政策・労働問題研究について歴史的なアプローチで研究しています。ここではそのアイディアやご迷惑にならない範囲で身近な方をご紹介したいと考えています。 和田先生にしか書けない、今後、製造業の歴史を研究しようと志す者にとって必読の書である。 物語形式に書いてあるので、予備知識がなくても読めるし、面白いと思うが、高村薫さんの書評を読まれるとさらに大まかな流れを掴みやすいと思う。生産管理についてまったく明るくない方はとりあえず、『ザ・ゴール』を読むというのもいいだろう。 私自身、先生から聞いたお話もあるのだが、それを紹介するより、私がどう読んだかを書きたいと思う。大きく言えば、トヨタにおいて生産システムがどのように作られていったのか、ということなのだが、現場群が一つの工場というシステムとしてまとめあげられていくプロセスが描かれているといってもよい。精確にいうと、下請部品会社からトヨタ工場内の各工

  • machineryの日々 エンジニア軽視

    07« 12345678910111213141516171819202122232425262728293031»09 事業仕分けの第一部が終わってマスコミでも仕分け人当事者などによる感想戦が繰り広げられてますけど、特にチホーコームインの方々のブログでは事業仕分けにおおむね肯定的な評価が多いように思います。その理由としては、大きく分けて ○そのくらいの査定なんて地方自治体でも財政当局がやってるのに、それに満足に答えられない官僚は情けない ○霞ヶ関は実際の現場を知らないから事業の必要性を説明できない ○官僚の天下り先に事業費を流すからムダになるんであって、もっと地方に財源をよこせばいいのに ○各省が持っている特別会計にはまだまだ余裕があるんだから、財源はそっちから持ってくればいい というようなところではないかと。 特にリンクはしませんが、こういう感想を見ていると、上達すれば見えるものが見え

  • 8,9割までは賛成、しかし・・・八代尚宏『労働市場改革の経済学』をめぐって - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    八代尚宏先生より、近著『労働市場改革の経済学-正社員保護主義の終わり』(東洋経済)をお送りいただきました。ありがとうございます。 >民主党政権がすすめようとしている派遣労働の規制強化は、ワーキングプアの解消には何も役に立たない。労・労格差解消には何が必要か。労働問題の第一人者が鋭く切り込む。 http://www.toyokeizai.net/shop/books/detail/BI/de5ccf48e3e54e342eaac73906771e91/ もしかすると、私とは全然意見が対立すると思っておられる方々もいるかも知れませんが、実のところ、書で書かれていることの8,9割近くには賛成です。 具体的は、目次の 序 章 労・労対立 ──古くて新しい問題 第1章 なぜ今、労働市場の改革が必要なのか ──環境変化への対応 第2章 非正社員問題とは何か ──同一労働・同一賃金の徹底を 第3章 派

    8,9割までは賛成、しかし・・・八代尚宏『労働市場改革の経済学』をめぐって - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    makonabe
    makonabe 2009/11/26
    「スケープゴート作りに狂奔する連中が一番いけない。そして現代日本社会において、「独占資本」以上にあらゆるところで「悪者」にされているのが「公共サービス」であるのも見やすいところ」