母と子3人、所持金200円…一家のその後 消えた命の食堂 2020/1/16 6:00 (2024/6/13 14:04 更新) [有料会員限定記事]
母と子3人、所持金200円…一家のその後 消えた命の食堂 2020/1/16 6:00 (2024/6/13 14:04 更新) [有料会員限定記事]
4年ぶりに会ったシングルマザーの梓(46)は白髪がめっきり増え、ふくよかだった頬もこけていた。 初めて出会ったころ、梓は無職で収入は約10万円の失業保険のみ。小学生の子ども3人は給食以外に食べ物を口にできない日もあり、哲雄(72)が運営する子ども食堂だけが頼りだった。 「(生活費として借りた)お金は分割して返したけど、頼るのはもう気まずくて」。梓は哲雄と連絡を絶った理由をこう語った。失業保険が切れた後は、複数の短期アルバイトで食いつなぐも2016年3月に肺炎にかかり、3週間入院。退院後もしばらくは働けず、消費者金融から借金を重ねた。 この年8月からはファストフード店で働いた。月給は約10万円。借金を支払うと、手元には6万円しか残らない。光熱費を毎月のように滞納し、ガスや水道をたびたび止められるぎりぎりの生活が、今も続く。 美雪(16)は高校1年、直樹(14)は中学2年、沙織(12)は小学6
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く