HDDからの置き換えが期待されるSSDだが、大容量化にはまだまだ多量のコストがかかり、一般的な普及は現実的でない。かと言ってSSDの速さは捨てがたい。 そこで生まれたのが「ハイブリッドドライブ」である。キャッシュにフラッシュメモリーを用いることによって、使用頻度の高いファイルのシークタイムを大幅に減らせ、かつHDDの容量も持ち合わせている、まさに新世代のドライブだ。 SSDが安価に大容量化できる時代がくるまでの有力なストレージとして期待されるハイブリッドドライブ。果たしてその実力はいかほどなのか? 疑問に感じていた人も多いことだろう。 編集部はハイブリッドドライブを搭載する東芝の春モデル「dynabook Qosmio T752/V8H」を入手。早速性能の違いを試してみた。 ストレージ以外を同一スペックとして比較 比較対象はストレージ以外「T752/V8H」と同一のスペックを持つ「T752