ブラジルのリオデジャネイロ州で昨年、少なくとも645人が警察によって命を奪われた――。8月の五輪開催を前に、国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」(HRW)は7日、リオの警察のそんな実態をまとめた報告書を発表した。「正当防衛」の名の下に、不当な殺害行為が繰り返されていると批判している。 リオ市は複数の麻薬組織の地盤になっていて、警察と犯罪組織の銃撃戦が日常化している。一方で、警察の発砲による犠牲者の多さが問題視されてきた。 109ページにわたる報告書は、過去10年間で8千人以上が警察に殺害されたと指摘。今年も1~5月だけで322人が警察の発砲などで亡くなっているという。 HRWは、銃撃戦や正当防衛だ… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員にな
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