島根大(松江市)は20日、付属図書館のホームページのアンケート管理システムに不備が判明し、外部からアクセスした形跡があったと発表した。シンポジウムなどの申し込みをした計160人の個人情報が漏えいした可能性があると説明している。 島根大によると、2012年1月の運用開始当初から、外部アクセスを制限するセキュリティー対策をしていなかったのが原因。アンケートに答えたり、イベント申し込みをしたりした人の名前や電話番号などが流出した恐れがある。 職員が今年8月、作成した覚えのないアンケートを見つけ、外部からの侵入が判明。さかのぼって調べた結果、約400件に上る外部からのアクセスがあった。 島根大は今後、個人情報が漏えいされた可能性のある関係者に書面などで謝罪するとしている。
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