新型コロナウイルスの感染が広がる中、SNS上には検査を受けられずに不安を訴える投稿が相次いでいます。一方で、検査を行う医療機関からは検査を希望する人が直接、来院するケースが急増していて、対応に苦慮しているという声もでてきています。現場で何が起きているのか、取材しました。 このうち夫が肺炎などで入院しているという都内の女性はNHKの電話取材に応じ「陽性か陰性かが分からないまま体調が悪化したらどうなってしまうのかととても不安です」と話しています。 この女性によりますと、女性の30代の夫は2月はじめごろから突然、せきや38度台の熱、それに強いけん怠感に襲われるようになり、1週間前の今月20日に肺炎や高熱、おう吐などで都内の病院に救急搬送され入院しました。 夫は仕事柄、ふだんから中国人などの外国人と接触する機会が多いということで、女性は新型コロナウイルスの感染を疑って入院先の病院で検査を希望しまし
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