1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:チーズには動詞がつきがち
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:チーズには動詞がつきがち
1993年生まれ。京都市伏見区出身、宮崎県在住。天性の分からず屋で分かられず屋。ボードゲームと坂口安吾をこよなく愛している。 前の記事:応援団の旗手になってバスタオルを乾かしたい > 個人サイト もがき続けて100年生き抜くブログ 笏あれこれ 笏は簡単に言えばおじゃる丸が持っているピンクのアレのことだ。実物は大抵茶色であり、子鬼トリオから狙われることもない。 右手に持っている茶色の板が笏。木製。 約40cmのものが標準的 笏の起源については諸説あるようだが、こと日本においては6世紀ごろに中国から伝来し、主として官人が公事などの場で式次第を書いた紙(笏紙)を貼り付けるために使われていたそうだ。もとは神職が持つためだけのものではなかったのだろう。 かくいう自分も神職になったばかりの頃は神事の式次第を間違えないために、カンニングペーパーを都度作って笏に貼り付けていたことがある。昔もそうやって使わ
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:バターファンクラブ
楽器屋さんに行くとエントリーモデルの楽器からプロユースの高級品まで、いろんな楽器が並んでいる。あれらは何が違うのだろう。 なんとなく「高い楽器はいい音がするのだろう」とは思うが、じゃあそもそも「いい音」って何なんだよ、という話なのである。 実際のところどう違うのか、楽器屋さんにきいてみた。 インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:アルカリ電池がピカピカじゃなくなり、白地にでかい数字の時代に > 個人サイト nomoonwalk 弾いてるとわかる、音の違い 僕はクラシックギターを習っている。3年ほど安い楽器(学校が授業用に大量購入するようなモデル)
公式のコンテスト募集宣伝に、化けわらじが起用されている! 今年は昨年より1日多く、3日間開催されるとのこと。仕事の関係で日曜日しか参加できないけど、これは行くしかない! なんの妖怪になろうかな〜。 出来上がった妖怪がこちら!! お坊さんだから頭つるつる 錫杖もつくった!ありがたさがすごい なんと、口から焼き鳥も食べられる!! いわな坊主がどんな風に誕生したのか説明していこう!! まさかの妖怪事前審査 開催されるのは10月だし〜と思い、のんきに8月を過ごしていたのだが、今年はコンテストに出る妖怪の写真の事前審査があるという情報がX(Twitter)で流れてきた。 事前審査!?嘘でしょ!?去年は無かったじゃん……!! しかもそれに気づいた時には1次募集が終わり、2次募集が開始されたタイミングであった。2次募集の締切日は空欄になっており、もしかしたら、いっぱいになり次第終了するのかも……!と不安
デイリーポータルZ読者にはおなじみの古賀テンションだが、日記本で古賀さんを知った人にはこのテンションで良いのか不安になる。 だって本ではこんな感じである。 昼は私も娘も各自好きに食べ、午後リモートでうちあわせをしているうちに娘は作文教室へ行った。 PCのファンの音がとまり、IHコンロのファンの音もとまり、私以外には誰もおらず、すると一気に静かになった。うるさく感じていたわけでもなかった音がやむ、その瞬間の雰囲気が好きだ。 (「ちょっと踊ったりすぐにかけだす」 p.236) 生活のなかの一瞬を描写している。 この日記の書き方を習うために散歩してその様子を書くことにしたい。習うのは林。編集部の橋田さんにも話し相手として散歩に同行してもらった。 まずは散歩の様子をいつものデイリーポータルZ風にざざっと記し、そのようすを古賀・林がどのように日記にするかを検証したい。 まずはいつものデイリーポータル
富山県の西部に位置する砺波(となみ)平野には、「散居村(さんきょそん)」と呼ばれる農村風景が広がっている。 広大な水田の中に農家の屋敷が密集することなく散在しており、独特の風情と美しさを醸しているのだ。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。(動画インタビュー) 前の記事:古墳を空から見てみたい(デジタルリマスター) > 個人サイト 閑古鳥旅行社 Twitter 砺波平野の散居村を知るには、東側の山の上にある展望台に行くのが手っ取り早い。そこからの眺めを見れば、砺波平野の独自性と美しさが一目で理解できるはずだ。 できれば田んぼに水を張った春の時期
科学と化学が、同じようなシーンで使うのに、どっちも「かがく」という読みであり、伝えにくい……こういうことって、よくありますよね。 でも、大丈夫。化学の方を「ばけがく」とわざと読む読み方があるんです! これは便利! こういう言葉って他にどんなのがあるのか気になったので、調べてみた。 「説明読み」と言われているらしい 化学と科学が紛らわしいので、化学の化をわざと訓読みして、ばけがくと読むみたいな言葉。ウィキペディアを調べると「説明読み」と呼ばれているらしい。(武部良明「二字漢字語の音訓読み分けについて」) 正しい読みかたではないけれど、紛らわしさをさけるため、わざと読みを変える。 すぐ思いつくのは、私立と市立の読み分け。私立を「わたくしりつ」、市立を「いちりつ」と読み替える例だろう。 テレビのニュースなどでは、なんの説明もなく「わたくしりつの学校で〜」というふうに普通に読み上げるので、もはやこ
変わった生き物や珍妙な風習など、気がついたら絶えてなくなってしまっていそうなものたちを愛す。アルコールより糖分が好き。 前の記事:天使が吹いてる長いラッパを吹きたい。できないから代わりにシャボン玉を吹く > 個人サイト 海底クラブ 「傘」という漢字の略字がほぼ絵 私が見つけたおもしろい略字というのがこれだ。 「傘」の略字。ほぼ絵じゃん。 京都市内のとある公共施設でこの「傘」を見つけて衝撃を受けたのである。「こんなんでいいのか!」と感動したのだ。 しかも帰ってから調べてみると、この「傘」は略字としてはそこそこメジャーな存在だというではないか。今まで知らずに生きてきたとは......。 きっと世の中にはまだまだ知らない略字があるにちがいない。そこで、私と編集部石川さんに前述の竹澤さん、さらにDPZで文字に関する企画といえばやはりこの人だろうというライター・西村さん(竹澤さんとつないでくれたのも
どうやら同年代の人たちの字は年齢とともに変化しているらしい、ということに大学生の時に気付いた。そしてそれは社会人になってから確信に変わった。 同僚から渡される引継ぎのメモ、取引先への郵送物の宛名、ホワイトボードに書かれた議事録。 大人が書く字は大人の字。大人による大人っぽい要素で構成されたスーパー大人空間こと会社で流通する字の、なんと大人なこと。 一人ひとりに指差ししながら言ってやりたい。 字がきれい、字がきれい、字がきれい。ひとつ飛ばして字がきれい。 もちろん飛ばされたひとつというのは、わたしのことである。 周りの大人(同年代)の書く字が軒並み大人っぽいことに気付いたときの感覚、これは知らぬ間に周りの女子たちが毛髪を整え化粧をしていることに気付いたときのそれに近い。 こういう時、「なんで自分はそっち側じゃないんスか?!?」と思うが、誰も加齢とともに自動的に瞼がキラキラになるとか字がきれい
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:ポクポン、ダンシングベイビー、校庭で車を燃やす~なんだったんだあれは3 > 個人サイト webやぎの目 ウエハースで挟んであるゼリー これが好きであることは人に言ったことがない。二木の菓子に行くとだまって2袋買う。「おばあちゃん菓子」にカテゴライズされると思うが、ブルボンのような「おばあちゃんのお菓子」として認識されているものではない。 本物の、野生のおばあちゃん菓子だ。 この僕の偏愛を人に食べてもらおう。 ウェハースにゼリーとメレンゲのようなものがはさまっています 林 「今回の名前は『ナイス』でした」 (注:パッケージの名前はいろいろあるが、どれも作っているのは丸一製菓と
「算額絵馬」というものがある。 和算(昔の日本の数学)が書かれた絵馬のことで、昔は数学が解けたことに感謝して、神社に絵馬を奉納することがあったという。 なんだそのかっこいい風習は。私もぜひやってみたい。でも奉納するのはハードルが高い。 というわけで、奉納されている「算額」を解く方に集中することにした。高校を卒業して以来の数学である。 数学を解くとか以前に問題が読めない まずは実物を見て欲しい。これがウワサの算額絵馬だ! 横幅50cmぐらいの巨大な絵馬。よくわからないけど図形の問題っぽいということはわかる。 こういう和算の問題が書かれた絵馬は、全国各地の神社にちらほらあるらしい。 これは前に山梨の神社で見つけた算額絵馬。下には出題者・回答者の本名と住所が書かれており「個人情報」という概念はなかった。 今回は、その中でも一番近場にあった渋谷・金王八幡宮の絵馬を解いてみたい。 金王八幡宮にやって
① なにをした人? ・新潟県の今の五泉市の猟師が飼っていた猟犬 ② 偉人エピソード ・雪崩に巻き込まれた飼い主を雪の下から掘り起こしました。なんと二回も。 ③ 地元からの慕われ方 ・その功績で、新潟県内外に銅像が8 個も建立されています。新潟駅にあるタマ公像が一番メジャーかもしれません。 ・五泉市が彼女(雌です)をモチーフにしたゆるキャラを作成し、名前を一般公募したところ「桜タマ吉」と決まり、その後、漫画家の「桜玉吉」氏と話し合い、了承を得た、なんてエピソードもあります。 (投稿:羆) すみません、いきなり人ではなく、犬です。忠犬タマ公は初めて知りました。 ・主人(刈田吉太郎)を二度も雪崩から助けたという行為が、当時の社会に受け入れられ、新聞・ラジオなどで大々的に取り上げられる ・NHKラジオ(東京)では、忠犬タマ公本人(本犬?)を囲んでの座談会なども放送された(どんな番
1992年三重生まれ、会社員。ゆるくまじめに過ごしています。ものすごく暇なときにへんな曲とへんなゲームを作ります。 前の記事:横浜の街でセグウェイに乗った!! > 個人サイト ほりげー 編集部から送られてきた3つの箱 編集部からたびたび厄介な物が送られてくる。(以前送られてきたもの→その①、その②、その③)今回送られてきたのは3つの箱だ。 ひときわ目を引くのが、ドラゴン。 このドラゴンの箱は、マーブル・ラン・ドラゴンという。木の板を組み合わせて作るキットのようだ。ハンドルをまわすとレールの上を銀の球が転がるらしい。楽しそう。 目安時間4時間、パーツ数260個。おそろしいことが書いてある。 問題は、私は工作が大の苦手ということだ。大事な広告案件なのにこの私に本格的な工作キットを送る編集部、あきらかな人選ミスである。 初手から詰みかける ひとまず開封してみた。 レーザープリンターで加工された木
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:手書きのタイトルっぽく書きたい
たとえば芸能人が知り合いの舞台を見に行った写真をブログに載せるとき、出演者である知り合いに小さくハの字を作るポーズをやる。あれはなんだ。 世の中いろいろなメディアがあり、その数だけ特集がある。月刊鉄道誌なら近鉄特集だとか、農業誌のズッキーニ特集だとか。今日のデイリーポータルZは特集!芸能人がよくやるあのハの字のポーズである。
海外旅行とピクニック、あとビールが好き。なで肩が過ぎるので、サラリーマンのくせに側頭部と肩で受話器をホールドするやつができない。 前の記事:関門海峡を渡る6つの交通手段をコンプリート~行ったり来たり旅行記 > 個人サイト つるんとしている 大人気のローカルチェーン店 外装の圧が強い 串鳥は全国41店舗のうち35店舗が北海道内という、いわゆるローカルチェーンのお店。特に札幌市中心部における密集具合はかなりのもので、この派手な看板を一区画ごとに目にする。 店名はおぼえてなくても、印象に残る店舗デザイン 遠目にも目立つし、 夜はさらに視認性が高まる 実はいま札幌に長期滞在中で、基本的に毎日外食で済ませている。 ある晩、よく見かけるし一度こういうチェーン店にも行ってみるかという軽い気持ちで串鳥に入ってみたら、店員さんは「満席です!」と爽やかに告げ、忙しそうに去っていってしまった。 ぬかった、ここっ
ライターの業務上、Googleドライブのドキュメントやスプレッドシートを使うことがよくある。 いつも気になっているのが、「他のユーザーがいまこのファイルを見ています」という状態を示す動物アイコン。どうしてこのチョイスにしたんだ?というものが多く、表示されるたびにスクリーンショットを撮っていた。 今回は、筆者が集めた匿名アニマルコレクションを1匹ずつ観賞し、そのよさを愛でたいと思う。 Googleドライブでファイル共有をしたことがある方なら、一度は見たことがあるだろう。 こういったページの…… この部分。 「いま他のユーザーがこのドキュメントを見ていますよ」ということを表していて、オンマウスで動物の名前が表示される(Googleの公式ヘルプ曰く“この現象は、ドキュメントを一般公開している場合や、リンクを知っているユーザーとドキュメントを共有している場合に発生します。”とのこと)。 その際、表
1978年、東京都出身。漂泊の理科教員。名前の漢字は、正しい行いと書いて『正行』なのだが、「不正行為」という語にも名前が含まれてるのに気付いたので、次からそれで説明しようと思う。 前の記事:チリメンモンスターを食べる(デジタルリマスター) > 個人サイト まさゆき研究所 新棟 うわさの始まりは兄からだった 僕の兄は東京の西部に住み、本の保管専用のアパートを契約しているという本好きガチ勢なのだが、その兄がつくば市に住む僕にこんなうわさを伝えてきた。 「うちの近所に『コーチャンフォー』っていう、めちゃくちゃ最高の本屋があるんだが、それがつくばにも出店するぞ」と。 コーチャンフォー(Coach & Four)。カタカナ化した英語がかわいくて不思議 「最高」まで言い切っている。 何がそんなに最高なのか、さらに聞いてみたところ、この返事だった。 あの兄の心を震わせるとは、なかなかにすごい。 これは期
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