北陸新幹線開業で上越市内に建設される新駅の西側に、並行在来線となるJR信越線脇野田駅を同市が移設する計画を巡って、市を事業主体とする「第3種鉄道事業」の認可取得ができない状況であることがわかった。 15日の市議会新幹線・交通対策特別委員会で市側が明らかにした。市はJR東日本、新幹線を建設する鉄道・運輸機構への工事委託を検討したが、双方とも工事を市から請け負えないことがわかり、移設が頓挫するおそれも出てきた。市は現在、対応を県やJRなどと協議している。 上越市によると、建設中の新幹線新駅と既存の脇野田駅とは約120メートル離れている。このため、市は約30億円をかけ、開業までに信越線の一部区間(約1・8キロ)をずらし、新駅西側に脇野田駅を移設することで、乗り継ぎの円滑化を図り、一体的に整備することを計画している。 しかし、国土交通省は「1・8キロ程度では鉄道事業とは言い難い」と、市が目指す第3
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