盛岡市の広報7月1日号と、盛岡地区の生活情報誌游悠(ゆうゆう)の6月30日号の1面の写真が酷似していることが、市民の話題となっている。偶然が重なったためだが、市は「あらぬ誤解を招いた」と弁明に追われている。 問題の写真は中津川沿いのヤナギの下で撮影され、浴衣姿の男性と子ども2人が手をつないでいる。ポーズは微妙に違うものの、被写体と場所は全く同じなため、同市広聴広報課には両紙の配布が始まった6月29日ごろから、経緯に関する問い合わせが相次いだ。 同課によると、市は「ゆかたの街盛岡」をアピールするため市内の呉服店を通じて浴衣姿のモデルを手配。一方、同様の記事を企画していた游悠も同じ呉服店に同様の依頼を行ったことから、呉服店の計らいで一緒に撮影することになったという。 【写真=酷似した写真が1面を飾った市広報(右)と、生活情報誌游悠】