[読了時間:3分、「蛇足」含む] 米ソーシャルブックマーク最大手のDiggが全従業員の37%をレイオフした。新しいCEOのMatt Williams氏が進めるリストラの一環で、最高売上責任者のChas Edwards氏や最高財務責任者のJohn Moffett氏も退社したばかり。 Diggは2004年創業のWeb2.0の代表的な企業。Diggでブックマークのランキングの上位に表示されると、リンク元のサイトのサーバーがダウンするといわれるほど一時はウェブ上で圧倒的な影響力を持った。Diggの成功を参考に、日本国内でもソーシャルブックマークが幾つか誕生したほどだった。 ところが米国のネットユーザーの多くがDiggではなくFacebookやTwitterといったソーシャルメディアで情報やハイパーリンクを共有するようになったため、急速に影響力を失ったものとみられる。 ソース:Digg’s Turm