WikiLeaksは12月1日、監視製品が世界中で活発に取り引きされている現状に関する調査結果を発表した。同組織を創設したジュリアン・アサンジ(Julian Assange)氏は、こうした取り引きにより人々のプライバシーが大きな脅威に直面していると話したうえで、WikiLeaksの投稿プラットフォームの改良を引き続き進めていることを明らかにした。 アサンジ氏によれば、25か国160社を対象にした同調査は、内部告発サイトであるWikiLeaksの情報ソースに対して果たすべき義務の一貫として行われたものだという。同サイトは1年以上前から、安全性に問題があるとしてオンラインでの投稿を受け付けていない。 調査には、アサンジ氏いわく「国際的な大規模監視産業の実態」を示しているという287件のドキュメントが使用された。WikiLeaksはこのたびの報告書を「The Spy File」と呼び、西側諸国が