西武のドラフト1位、大阪桐蔭・森友哉捕手(18)が決死の人命救助をしていたことが8日、分かった。11月、JR新今宮駅(大阪市浪速区)で目の不自由な男性が、誤ってホームから線路に転落。森は通学途中に居合わせ、チームメートの久米健夫捕手(3年)と2人で線路から男性をホームに押し上げた。お手柄の2人にはきょう9日、感謝状が贈られる。 4季連続出場の甲子園で見せた森のおとこ気は、本物の勇気だった。西武から1位指名を受けた今秋ドラフトの直後、11月の通学途中、JR新今宮駅で目の不自由な男性を助けていたことが分かった。 関係者によれば、白いつえを頼りに駅のホームを歩いていた男性が、誤って線路に転落。大阪・堺市の自宅からの通学路でその場に居合わせた森が、チームメートの久米と線路に降り、男性がホームに上がるのに手を貸した。 同駅は大阪環状線管内で、南海本線の新今宮駅とも隣接。ラッシュ時は5分前後の間隔で電