カメキチの目 だいぶん前に録っていたドラマが考えさせることが深く、神経を使いすぎたからか少々つかれた。 しかし、見のがさないでほんとうによかった。 『Aではない君と』 原作は小説。 (もちろん原作に直接せっするのがいいのですが、それが苦手な者にはテレビドラマになるのはありがたいです) ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「A」とあったので、「ああ、アレか…」と思った。 作者は神戸のあの事件に深くふかく向きあい、罪を犯した人間がそれを悔い、「更生」するとはどういうことなのかを、この小説では「いじめ」問題を扱うなかで迫ろうとしていた。 罪を悔い、人生をやり直す。そのことを少年期においてするというのはどういうことなのか。 「更生」はほんとうに可能なのだろうか。可能だとしたら、その条件は何なのか。 ・ここでも14歳の少年が殺人を犯す。少年はすぐに捕まった。 物語のあらすじは、加害少年の父(主人公