ブックマーク / kame710.hatenablog.com (368)

  • 2023.3.21 「脚下照顧」 - カメキチの目

    (また、連続朝ドラ『舞いあがれ』から) 最近の場面が印象にのこった。 (いまでは主人公舞ちゃんは幼友達の貴司くんと夫婦となり、プライベートでも幸せな日々を すごしている) ある風の強い日、停電になり、蠟燭をともして貴司くんと肩をならべていたとき、 彼がゆらめく仄かな蝋燭のともしびを見ながら、 「暗くて遠いところは見通せないけど、足元のような近くはよう見えんねんで」と (いう意味のことを)言った。 いっしょに見ていたツレが、「貴司くん、いいことを言うね」とつぶやいた。 同じように見ていても、ときどきボーっとするこちらは「いいこと」に 気がつかなかったが、彼女に聞いて後で深くうなずいた。 そして、大好きな禅言「脚下照顧」を連想した。 (グーグル画像より) 自分の足元を見つめて丁寧に生きる大切さに気づかせる言葉だ。 ーーーーー 障害を負ってからは、とぼとぼヨロヨロ、杖をつき、人の3、4倍も時間を

    2023.3.21 「脚下照顧」 - カメキチの目
    mamichansan
    mamichansan 2023/03/21
    私も足元の美に気づけるようになりたいです。そのことに気づかせてくださって感謝。
  • 2023.3.17 「反・目的論」 - カメキチの目

    ②「反・目的論」 「自然選択には勝利という目的すら存在しない。 偶発的な異変とそれがもたらした幸運と不運があるだけだ-因果論的な運・不運ではなく、 結果論的な運・不運である。 一つの結論として、ヒトが自然から選ばれたわけではない、という教訓が得られる。… 人間は進化の目的でも終着点でもない。… 人は内輪の目的を追求しているだけであって、宇宙や自然の観点からは 人のどんな活動にも価値はないし、どんな人生にもそれ以外の意味はない。…」 生物・人類の進化というレベルだけではなく、一個人の人生にもいえることだと 老いたいまは深くうなづく。 若いときは、「自然選択」というのは、自然が自然に選り分けした結果だから 選ばれた、生き残ったものは当然、「適者」なのだろうと単純に受けとり、 人間は「適者中の適者」「最高の適者」、「行く着く先」「到着点」と思っていた ーーーーー は、上の引用部分だけではなく、

    2023.3.17 「反・目的論」 - カメキチの目
    mamichansan
    mamichansan 2023/03/18
    南海トラフが動いたら…恐ろしすぎてどこから手をつけていいのかわからなくなります。この国は自然の相手だけで手一杯です。
  • 2023.3.14 「不在の認知の困難」 - カメキチの目

    『絶滅の地球誌』  澤野雅樹・著 というを読んだ。 (グーグル画像より) ちょっと難しかったので飛ばすところが多く、四分の一くらいしか読まなかった けれど、二つ、強く感じることがあった。 ①「不在の認知の困難」ということと、②「反・目的論」ということ (きょうは①です) ーーーーーーーーーー ①「不在の認知の困難」 不在(ない)ことを証明することの難しさ。 客観的に存在しない物事を「無」「ない」というが、人間は頭や心を自由に駆使し 想像する。 「想像」は「幻想」にもなり、客観的な有・無とは切りはなされることもある。 文化、芸術はそれでいいけれど、 科学技術、犯罪認定のように事実が問われるものはそうはいかない。 ーーーーー 絶滅したが、かつてはその生きものが地球に生きていたということは、 地層や化石を調べるしかない。 いまは「不在」ではあるが、かつては存在していた。 絶滅したとされる生きも

    2023.3.14 「不在の認知の困難」 - カメキチの目
    mamichansan
    mamichansan 2023/03/14
    冤罪って想像よりもっとずっと多いのかもしれない、とちょっと怖くなっています。
  • 2023.3.10 『舞いあがれ』 - カメキチの目

    「朝ドラ」というNHKの番組を見るようになったのは、脳外傷を負い、時を同じく 胃ガンにもなった2006年からのこと。 (退院前の栄養士さんの指導で、胃を全摘した者はべた物がドロドロになるまで咀嚼、できるだけ 事に時間をかけてと言われたこともあり、朝と朝ドラ視聴の時間が重なり、べながら見るのが 習慣となった。 それに、仕事への復帰はリハビリ勤務《「戦力」にはならず》で身体の都合に合わせて働く時間を 決められたので、見る時間がとれた) 退院後、長いあいだ読書は身体が受けつけず、テレビなら大丈夫だった。 翌年、『ちりとてちん』があった。 ある女性が福井から大阪に出て落語家になる話でおもしろく、強く印象に残った。 『ちり…』なみのおもしろさを期待し、それからは、朝ドラ鑑賞が朝どきの ルーティンみたいになった。 (グーグル画像より) ーーーーー もうすぐ終わるけれど、今やっているのは『舞い

    2023.3.10 『舞いあがれ』 - カメキチの目
    mamichansan
    mamichansan 2023/03/10
    東大阪の小さな工場や会社の雰囲気がよく出てるドラマだなーと感じます。
  • 2023.3.3 遺伝 - カメキチの目

    若いころ、自分は「人間」であって、「生きもの」「生物」とは思わなかった。 (あたり前すぎて意識しなかった) 今はまったく違う。 これは「老化」現象のひとつかもしれないが、人間であることを通りこし、 しばしば生物、動物としての自分を感じ、思うようになった。 (社会で生きる虚飾をはぎ落し、シンプル、身軽になったということ。 生物、動物としての血なまぐささ、脂ぎった活動的な部分は残すところ数%くらいか) こうなったのは老化と、仕事社会からの撤退のせいだけだろうか。 ただの生きものに過ぎないと強く思うようになったのは、あらゆる生命現象の源、 DNAが解明され、さまざまな場において、遺伝子の存在が大きく取りざたされる ようになったこともある気がする。 (遺伝子レベルでは、人間もほかの生物もたいして変わらないという) ーーーーー 愛読している爽風上々さんのブログで読みたくなるをいっぱい見つけ、 これ

    2023.3.3 遺伝 - カメキチの目
    mamichansan
    mamichansan 2023/03/03
    子育て中は自分が生き物で動物だと強く感じました。あの体験は得難いものだったと思います。
  • 2023.2.28 トイレなき経済成長のインド - カメキチの目

    先日、よく聞くようになった「キッチンカー」の特集をテレビでやっていた。 1台では、限られた料理、メニューしか用意、供給できないけれど、 たくさん集まれば災害時に大活躍できるという。 その放送と前後して、「トイレカー」というものが紹介されているのをみた。 「トイレカー」は「キッチンカー」と似ているが、造りがちょっと大き目。 荷台にはキッチンではなくトイレが設置され、排せつ物をためなくてはならない。 (グーグル画像より) なんで「トイレカ―」? これはまったく災害目的に開発され、すでに、九州北部豪雨や熊地震でも 避難場所の被災者のみなさんに利用してもらい、たいへん喜ばれたという。 (地球から見ればすぐ隣どおしで起きている二つの大不幸。一方は1年目を迎えた戦争。 もう一方はトルコ南東部の大地震。 戦争は人間そのものだけでなくその人間に関わるすべてが破壊される。「破壊」を目的に投入される 兵器=

    2023.2.28 トイレなき経済成長のインド - カメキチの目
    mamichansan
    mamichansan 2023/02/28
    SDGsの6番目ですね「安全な水とトイレ」を世界中に。特に女性にとっては死活問題。貴重な水を浪費しないトイレが必須ですね。
  • 2023.2.24 『ファシズムの教室-なぜ集団は暴走するのか』 - カメキチの目

    ファシズムはヒトラー、北朝鮮のような国だけのものではないということを 強く思った。 身近に、それとわからぬよう、そっと潜んでいるものだと痛感した。 ファシズムはヒトラー、キム・ジョンウンだけの「専売特許」、彼らだけが 体現しているのではない。 神さまとして崇め、親のように慕う無垢の国民一人ひとりがいてこそ可能なこと。 国民の圧倒的な支持がなければ、ファシズムという奇怪な現象はあり得ないことを こので強く教えられた。 ーーーーー 『ファシズムの教室-なぜ集団は暴走するのか』  田野大輔・著 筆者、田野大輔さんは大学の先生。 このは、田野さんが勤務先の大学の広い教室で長い間にわたり毎年実践された 「体験学習」の報告みたいなもの。 ズバリ「ファシズムの教室」。 (余談ですが、副題の「なぜ集団は暴走するのか」は、読みおえ「集団になるとなぜ暴走するのか」 とした方がよかったのにと思いました) 「

    2023.2.24 『ファシズムの教室-なぜ集団は暴走するのか』 - カメキチの目
    mamichansan
    mamichansan 2023/02/24
    そういう映画とか、心理学実験とかもあったような。どんな集団でも人間って同じような回路を辿ってしまうのですね。怖いです。
  • 2023.2.21 『ガラパゴス』 - カメキチの目

    あまりにすばらしいテレビドラマをみた。 『ガラパゴス』という。 NHKのその番組HPには、 働くこと。生きること。誰もが、幸せになっていいはずだ。 団地の一室で発見された、青年の遺体。 自殺とされたその死は、大きな悪の構図によって仕組まれた殺害だった。 刑事は、ある派遣労働会社の謎へと鋭く迫る! とあった。 残念なことを一ついうなら、BSプレミアムの番組だったこと。 (いつか総合で放送されてほしい。されたら是非とも見てください!) ともかく、見ごたえのあるほんとうにすばらしいドラマだった。 (原作は。活字という味気のない媒体で表された物語が、すべてが音や映像をとおし、 つまり動画として生きているかのように表現する映画テレビの力を、あらためて痛感) この物語、作品は、現代日の数々の社会問題のうち、「ある派遣労働会社」と その派遣労働がなければ成りたたない産業、経済という核心をつく。 (

    mamichansan
    mamichansan 2023/02/21
    見ればよかったー。気になってたのになー。再放送希望!
  • 2023.2.17 『「人新世」の資本論』 - カメキチの目

    前回のはじめに「人間はもともと孤独」と書いたけれど、独りであっても 人は社会の中でしか生きられないから、社会のことは気になり、知りたい。 どうしたらいいのかわからなくても、そういう問題があるという事実だけでも 知りたい。 人が生きるということは、実際は個人が自分自身を生きることだから個人の数だけ さまざまな世界、事情があるけれど、何らかの社会問題にぶち当たることがある。 しかし、そのぶち当たる物事や障害を、「問題」とするかどうかは人によって違う (たとえば「非正規雇用」。 日は資主義社会だからあって当然、という人には問題とされるどころか意識にものぼらない) 先日の、悲惨きわまるトルコ・シリア国境の大地震。 自然は、一度に大勢の人に、しかも差別することなく一様に、害、大災害を 及ぼしているかに見える。 しかし、被災した人々とそうではなかった人々、被災程度が軽かった人々と 重かった人々人の

    2023.2.17 『「人新世」の資本論』 - カメキチの目
    mamichansan
    mamichansan 2023/02/17
    こういう不安感が極まって少子化に行きついている面はあると思う。結局のところ人間も動物なのだから、先行きに不安があると子育てへのモチベーションは下がる一方。どうすればいいのやら。
  • 2023.2.14 「孤独」は本当に悪いことなのか? - カメキチの目

    私は全寮制の学校にいたとき、ある級友に「八方美人」と非難された。 誰とでもつき合うので、その友には「無節操」「要領のよい」ヤツに見えたらしい 表は「八方美人」に見えても、その裏にはノイローゼになるほど深刻でなくとも それなりの相手への気遣い(的外れ?しかも過剰だったか?)もあってか人間関係が わずわらしくなり、それに進路も迷うようになったことも重なり学校は中退した。 社会に出てからは家庭、仕事が精いっぱいで、いわゆる「つき合い」はほとんど したことがない。 家庭、仕事のことを自分が納得のいくようだいじにすれば、それだけで精いっぱい 他の世界に首をつっ込む余裕も器用さ、能力もなく、人間関係を新たに築く、 広げるつき合いもできなかった。したいとも思わなかった。 (多くの人とつき合うというのは自分の性質からしてムリだとよくわかっていたから、 これが自分にとっての自然な在りようだった) だからとい

    2023.2.14 「孤独」は本当に悪いことなのか? - カメキチの目
    mamichansan
    mamichansan 2023/02/14
    だれもいないところに孤独はない。集団の中にあってこそ、孤独のつらさは身にしみるというもの。人の心の複雑さに圧倒されます。
  • 2023.2.10 本心は(努力)したくない - カメキチの目

    (前に「ボケてきても安心な社会」の記事を書きました。 きょうはそのダメ押しで、二つの話です) ① 数日前、地域のテレビニュースにあったこと。 「県民割の第2弾も大好評のうちに、予算枠に達したので終了しました。 受けつけ後、30分で終わったところもあったそうです。 店の前には長い行列ができ、また、その店に向かう道路は車で混雑していました」 街の人の声。 「得をした」「利用してよかった」と相好をくずす人がほとんどだったが、 なかに(損こそしないけれど)利用したくてもできなかった小父さんの 悔しそうに話す顔が印象的だった。 (取材者にも小父さんの悔しさが伝わってきただろうに。 そうなら、このニュース番組で「よかった…」と騒ぐばかりでなく、問題点を抉ればよかったのに) ーーーーー 「旅支援」「都道府県民割」など、カネの出どころは税金。われわれのフトコロ。 (だから、ホントはすこしも得なわけではない

    2023.2.10 本心は(努力)したくない - カメキチの目
    mamichansan
    mamichansan 2023/02/11
    最近のレジはどんどん無人化が進んでますね。私も最初はびくびくしましたが、今はちょっと楽しいです。でもレジすらない個人商店が逆に人気になるかも…?!
  • 2023.2.7 そもそも - カメキチの目

    「(○○は)そもそもどういうことだろうか?」と考えてみることは、 とてもたいせつな態度だと思う。 いまの自分を、その自分から離れ、すこし高いところから第三者的に見つめてみる (「幽体離脱」みたい)、観察し認識するのを「メタ認知」というけれども、それと 通じるところがある。 『考えるとはどういうことか-0歳から100歳までの哲学入門』  梶谷真司・著 というを読んだ。 「哲学」は観念・想念の遊び、生活に密着していないと思われ敬遠されがちだ。 (そもそも「哲学」という言葉がよくないと思う) ほんとうは、生活に根ざした日常的なものなのに。 (「哲学」という呼び名を変え、義務教育のカリキュラムに取りいれ、子どものときから親しむべき だと思う) 「哲学」とは、「そもそも…」と根に立ちかえって考えてみること。 それはとてもだいじなことだ。 ーーーーーーーーーー 根に立ちかえって考えてみる。 そう

    2023.2.7 そもそも - カメキチの目
    mamichansan
    mamichansan 2023/02/07
    大丈夫?と聞かず、どうしたの?と聞こう、と何かで聞きました。そうしたい、と思います。
  • 2023.2.3. 「自由」か「幸福」 どっち? - カメキチの目

    書名にひかれ、 『自由か、さもなくば幸福か? 21世紀の〈あり得べき社会〉を問う』  大屋雄裕・著 というを読んだ。 「自由」も「幸福」もとてもたいせつだけど、どちらも客観的でもあり 主観的でもある。 「ある」といえばあるし、「ない」といえばない。 (実際は程度の問題かもしれない) 主観のほうに目をむければ、感情の問題になる。 「自由(不自由)」な感じ、「幸せ(不幸せ)な」感じというふうに。 個人のレベルではそうだとしても、(自分が生きている)社会ではどうだろうか。 (社会というものは客観的に存在する。「感じ」ではない。 「貧困」「差別」など何らかの社会問題が存在すれば、その被害者は《第三者からみれば、 つまり客観的には》「自由」「幸福」とは思えない。「不自由」「不幸」にみえる。 でも、自分がその問題の被害者でなければ、またその社会問題がほかの地域、ほかの時代と比べてマシ だと感じればそ

    2023.2.3. 「自由」か「幸福」 どっち? - カメキチの目
    mamichansan
    mamichansan 2023/02/04
    最近のコワい事件のせいで今後ますます監視カメラなどは増えていくのでしょう。個人が感じる幸福感が治安にとって最良の術だと思うのですが…政治がもっとちゃんとしてればなあ…と思ってしまいます。
  • 2023.1.27 「あんたかてアホや、うちかてアホや」 - カメキチの目

    『日精神史-自然宗教の逆襲』  阿満利麿・著 という、「宗教」とか「精神」への関心とヒマがないと読まないようなを読んだ 読んでほんとうによかった。 とてもおもしろかった。 帯に「日人とははたして何者か?」とあったが、 よくある日人論の切り口とは違って新鮮だった。 私たち日人は、自然の物事には神(霊魂)がやどり、その神を感じるという アニミズム信仰に古代からなれ親しんできたが、「科学技術」万能の現代でも 心にはしっかり息づいている。 (頭では「非科学的」「迷信」とはわかっていても、たとえば《やむをえない理由があっても》 べものを捨てたり、《「土の肥やしになる」と自分に言いわけしても》用をたすべきところ 《便所》ではない場所でそれをするとバチが当たりそうな気がする《やむなくしたときは心のすみで 「神さま、すみませんでした」と謝った》) ーーーーー 住んでいるところは関西でも大阪では

    2023.1.27 「あんたかてアホや、うちかてアホや」 - カメキチの目
    mamichansan
    mamichansan 2023/01/27
    知らないということをわかっていないと知ろうともしないわけですから、大切な考えという気がします。
  • 2023.1.24 軍事費大増大→戦争の危険 「杞憂」だろうか? - カメキチの目

    「クリスマス停戦」の記事に養老孟司さんの言葉を載せました。 「ヒトには悪い癖がある。 それは可能なことならやろうとする、という習性である。…動機はさまざま… 行為には、行われてしまえばそれまで、という面がある。 ヒト社会は、どれだけ長期にわたって、殺人を禁止してきたか」 ーーーーー 昨年の12月。ある日のヤフーニュースにはこういうのがありました。 一つ目 「政府は2023年からの5年間の防衛費を、これまでの約1.5倍となる総額43兆円に増額… 追加財源が必要となる2027年度以降は、年間約4兆円分のうち1兆円余りを増税で確保する… 防衛費増額の議論が進む背景には、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻、北朝鮮のミサイル開発… 中国が軍備の拡張と海洋進出を続けていること… 国際情勢が緊迫化する中、岸田首相は防衛費の増額を巡り、増税を検討する考え… 政府は2023年度からの5年間で、防衛費を増額す

    mamichansan
    mamichansan 2023/01/24
    いつだって引き金とかきっかけにロシアの存在があるというのが本当につらい。列島をどこか遠くに引っ張って行きたい。
  • 2023.1.20 生活を支えるトラック - カメキチの目

    子どものころ、近くには一軒の料品が主のごく小さな雑貨店しかなかった。 衣類や文房具などがいるときは、7㎞ほど離れた田舎町の中心部に出かけなければ ならなかった。 (当時はこれがふつうで、こういう状態しか知らなかったので、「不便」と感じたことはなかった) ーーーーー 動物は、たえずべ物、獲物をさがし、狙っている。 (「生きる」ことは「べる」ことなのだ) 「」は人間にも、過去とか現代、未来をこえて絶対的。 豊富でなくても「べる」ことは欠かせない。 (料品を中心にさまざまな生活必需品がいつでもおかれているスーパーやコンビニなどは 安心して生きてゆくためになくてはならない。 いまは必要なものがそこで見つからなければネットで探し、注文し、宅配してもらうという 新たな求めかた、買いかたが出現し、そのサービス、恩恵に多くの人があずかっている) ーーーーー いまの日ではたいていのところが、少

    2023.1.20 生活を支えるトラック - カメキチの目
    mamichansan
    mamichansan 2023/01/20
    運転手さんはどの業種も大変。高速バスなんかも。人の命に関わる業種なのだけど、どうしてこんなに軽い扱いなのか…
  • 2023.1.17 「クリスマス」と「停戦」 - カメキチの目

    先日、ニュースでプーチンが「クリスマス停戦」を提案していると聞き、 心でも、実際でも舌うちした。 プーと同じく、(しかたないのに)「クリスマス停戦」という言葉そのものにも 腹がたった。 「クリスマス停戦」が気になりネットで調べ、考えてみた。 (注:ロシアもヨーロッパに含めます) ーーーーーーーーーー 「クリスマス停戦」。なんという矛盾した言葉。 分解すれば、「クリスマス」と「停戦」。 人にもっとも大事なのは「愛」「隣人愛」と説いたイエスが生まれためでたい日、 祝福された日だけは、国家による集団的殺人行為、戦争はしないでおこうという。 陸続きのヨーロッパ(続いていなくともイギリスは海峡トンネルで結ばれるくらい)では、 昔からケンカ、小競り合い、戦争が絶えなかった。 科学技術が進んでからは欲望が刺激され、富(財貨と植民地)を求めヨーロッパを 飛びだし、世界中で戦争をし、現地民を惨殺、酷使、ある

    2023.1.17 「クリスマス」と「停戦」 - カメキチの目
    mamichansan
    mamichansan 2023/01/17
    ほんとにかのお人には「プー」で十分だわっ!って共感です。「戦争をやめた人たち」という絵本を思い出しました。
  • 2023.1.13 「インフォスフィア」 - カメキチの目

    「インフォスフィア」 初めて聞いた言葉だ。 何のことかチンプンカンプン…。 にはこうあった。 「この時代において人間が住まう共時的環境が情報圏(インフォスフィア)である。 先に、ICTが高い自律性を獲得し、人間のほうがそれに依存するようになると述べた。 そこでは我々はICTを通して世界を見るだけでなく、ICTに適合した観点で見るようにうながされる」 (ちなみに「ICT」とは、「通信技術を活用したコミュニケーション」。 また「インフォスフィア」とは「情報空間」のこと。 (英: infosphere、インフォスフィア)とは、information(情報)と sphere(球・空間)の混成語であり、 人間が扱う「情報」によって形成される、「物理的空間」とは別の独自の秩序を、比喩的に表現した言葉」 要するに、 いま自分たちが生きている世界、現実の環境はあらゆる情報で成りたっており、 「ICT」、

    2023.1.13 「インフォスフィア」 - カメキチの目
    mamichansan
    mamichansan 2023/01/13
    説明されてもちんぷんかんぷん、自分ば旧時代の石器のような人間なんだと痛感…。
  • 2023.1.10 「デフォルト設定」 - カメキチの目

    きょうは②「デフォルト設定」 (の内容からは離れますが、この言葉について考えさせられました。それを書きます) 「デフォルト」という言葉はパソコンをやるようになって初めて聞いた。 (ネットの「コトババンク」によれば→ 「英語で、怠ける、怠るといった意味。 金融やスポーツ、コンピュータの分野などで使われる。 (1)金融では、債務不履行をいう。 (2)スポーツでは、棄権をいう。 (3)コンピュータの分野では、機器の出荷時における初期設定状態や、ソフトウェアを インストールしたときの、あらかじめ設定された標準的な動作条件や値のことをいう。 デフォルト値やデフォルト設定などともいう。 電子機器や電化製品などで広く使われており、初期設定値、工場出荷時設定、省略時設定などの 用語も同じ意味で使用されている」) 「デフォルト」は英語で「怠ける」という。 (自分好みに初期設定を変更するのを「カスタマイズ」

    2023.1.10 「デフォルト設定」 - カメキチの目
    mamichansan
    mamichansan 2023/01/11
    最高裁判所裁判官国民審査とかも…。
  • 2023.1.6 「合理」と「本性」 - カメキチの目

    (『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』というの感想で、 「次回からふかく感じいった三つのこと…」と書いて休んでいました。 再開したので続きを書きます。 ①「合理」と「性」②「デフォルト設定」③「インフォスフィア」の三つ。 きょうは①) ーーーーーーーーーー 「合理」 「合理的」とか「合理性」とかよくいう。 それは経済と相性がいいと、には述べられていた。 経済学での「人間」は、「合理的」に考え行動するものとされている。 つまり、人間は「合理的」存在ということが前提に経済学は成りたっている。 (人間だけが「合理的」というだけでなく、資主義の市場には見えないところで「合理」という 「神の見えざる手」が働き、需要と供給の関係により「合理的」に商品の値段は決まるとされる) ところで、 経済学は、昔は「近代経済学」と「マルクス経済学」しか聞かなかったが、 現代は「行動経済学」というものが

    2023.1.6 「合理」と「本性」 - カメキチの目
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    mamichansan 2023/01/06
    毎日感情的に生きているので合理的なんて無理!って反射的に思ってしまいます。