戦争を体験した人たちの話を聞く機会が少なくなる中、自ら進んで教訓を受け継ぐために何をすべきか。世論調査の結果を交え、当時の証言や記録からの学びについて考えます。
「攬炒(ラムチャオ:死なばもろとも)」精神を世界に知らしめた香港の民主化デモ発生から2年が経つ。「香港国家安全法」によって民主派キーマンは片端から逮捕され、選挙制度が変わり立法会(議会)議員は「愛国者限定」にされた。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大で集会やイベントもままならない。 デモ頻発当時より平穏を取り戻したかに見える香港だが、中国共産党の覇権主義や言論封殺、市民の分断、若年層の就職難、低賃金、住宅価格の急騰といった困難は何一つ解決に向かっておらず、「高度な自治」や「一国両制(一国二制度)」が事実上崩壊したとみる市民は多い。どんなに香港市民や西欧諸国が中国、香港当局を批判しようと、7月に建党100周年を迎える中国共産党が強権支配の手綱を緩めることはないだろう。そんな“死に体”の香港から離れ、海外で起死回生を図る香港人も少しずつ増えている。 横浜の飲食店で香港スタイ
世界中のスラム街や犯罪多発地帯を渡り歩くジャーナリスト・丸山ゴンザレスが、取材先でメモした記録から気になったトピックに写真を交えて紹介する。 【写真】デモに集結する、機動力抜群の屋台 広場に集まり抗議活動を続けるデモ隊の傘やレインコートは香港デモの影響だという。そしてデモ隊のなかに屋台も散見される。写真提供/Naoya Akashi @naoya_bkkこの記事の写真をすべて見る ■タイの屋台CIA タイで続く反政府集会については日々最新の情報が報じられているが、扱われる内容は、政治的な位置づけや、政府の動向が中心になっている。もちろん、それが当然のことなのである。むしろ、こうしたデモ活動などを“別視点”から覗いてみようという輩のほうがどうかしていると言われても仕方ない。 とはいえ、私のようなフリーランスのジャーナリストは、この別視点を割と大事な取材要素にしているのだ。たとえば香港のデモの
食うこと、すなわち生きること。食の現場にすべてが凝縮されている...。テレビ東京では4月1日(水)深夜0時12分より、"ヤバい奴らのヤバい飯を通してヤバい世界のリアルを見る"をテーマにした異色のグルメ番組「ハイパーハードボイルドグルメリポート」を放送。 リベリアの元人食い少年兵や殺し合いを繰り返すアメリカの極悪ギャング、ケニアのゴミ山で肺を病みながら暮らす青年など、これまでメディアがあまり立ち入らないような世界中のディープなエリアに潜入し、そこで暮らす人々の"飯"を徹底取材してきた本番組。お笑い芸人・有吉弘行や漫画家・真鍋昌平など多くの著名人が"番組ファン"を公言するなど、業界内外からも熱狂的支持を集めている。 そこで今回「テレ東プラス」では、2019年10月14日に放送された前作の中から「激動の香港デモ飯」を紹介。 フィリピン人、出稼ぎ家政婦が毎日食べる飯 民主化デモにより、激動の時代を
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