日本国内で空前の「ネコブーム」が到来していることは、外国メディアも注目している。和歌山県紀の川市の和歌山電鉄貴志駅の駅長として活躍したネコ「たま」や、大阪・心斎橋に今年オープンしたネコ関連の施設を集めた「ネコビル」を詳しく紹介するなど、興味を持って取り上げられている。中でも中国メディアは熱心に報じているのだが、日本のネコブームについて「外国人には理解が難しい」「景気の特効薬になりえない」など、冷ややかな見方も伝えている。 和歌山の駅長「たま」については各国のメディアが注視。昨年6月にたまが亡くなった際には、例えば米CNNテレビが「日本の最もかわいらしい駅長たまが死んだ」との見出しで報じた。また英紙ガーディアンはその後、たまの葬儀が盛大に行われたことなども盛り込んで「3000人がネコ駅長の葬儀に出席」との見出しで伝えるなどした。 今年5月に大阪・心斎橋に登場した「ネコビル」については、中