日本航空が欧米や豪州路線のビジネスクラスに提供する機内食の前菜「ホタテと甘エビのサラダ ラディッシュビィネグレット添え」。日本産のホタテを使用している=日本航空提供 日本の大手航空会社が運航する中国路線の機内食に2023年10月以降、日本産の魚介類などがほとんど使われなくなっている。東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出を巡って中国政府が日本産水産物の輸入を全面停止した影響を受け、全日本空輸は全面的に使用を控え、日本航空は9割以上で使っていない。両社は提供する水産物を海外産に切り替えたり、メニューを肉類に変更したりするなど、対応に苦慮している。 日本産の魚介類などがほとんど使われなくなったのは、中国が23年8月に輸入の全面停止を発表したことから始まった。関係者によると、両社の就航先の広州で機内食製造を受託する業者に対し、現地の空港当局から、到着便の機内食に日本産水産物を使用している場合、食
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