中国のLiDARメーカー「珞珈伊雲光電技術(Luojia Yiyun)」がこのほど、エンジェルラウンドで徳迅投資(Decent Capital)から数千万元(数億円超)を調達した。資金は高精度スキャナーの開発やコア技術の改良、生産ラインの最適化などに充てられる。 珞珈伊雲は、軽量かつ高性能のLiDARを自社開発しており、製品は測量、送配電線の巡回点検、土地や農林資源の調査、鉄道検査などの場面で活用されている。 近年、自動運転やロボット、ドローンなどの分野が急成長するのに伴って、LiDAR技術も広く注目を集めるようになり、さまざまな場面で活用が進んでいる。 例えば測量にLiDARを使用する場合、LiDARからレーザーパルスを照射し、反射する光を検出するアクティブ方式で距離を測定する。この方式のメリットは、光線や影、天候の影響を受けにくく、得られるデータが高精度で実際の環境パターンに近いことに