那覇空港事務所によると4日午後6時ごろ、那覇発香港行きの香港ドラゴン航空379便エアバスA330-300型(乗客243人、乗員13人)が誘導路を走行中に、右エンジンから煙が出ているのに管制官が気付き、離陸を停止させた。乗客・乗員にけがはない。この影響で同6時12分から36分まで、空港の離着陸が停止した。 停止した場所で整備士が点検したところ、煙は、エンジンのファンを回転させるためのオイルが漏れたときに、オイルを燃やして排気するシステムが作動したために発生したもので、エンジンなどに不具合はなかった。離着陸停止の影響で、出発便20便で最大54分、到着便17便で最大30分の遅れが発生した。香港ドラゴン航空379便は午後7時26分に同空港を離陸し、香港空港に同9時31分に到着した。
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