トヨタ自動車は2020年後半にも、北米向けの大型ミニバン「シエナ」を、同社の大型車では初のハイブリッド専用車に刷新する。米国の環境規制や大型車シフトへの対応強化に加え、燃費の良さを売りに配車サービス分野での利用拡大を目指す。22年ごろには中国での生産も開始し、電動化が加速する現地で富裕層などの取り込みを狙う。 海外専用車のシエナは8人乗りのミニバンで、日本などで販売しているアルファードよりも一回り大きい。現行モデルはガソリン車のみで、米中西部インディアナ州の車両工場で月1万台前後を生産。20年に予定するモデル切り替えを機にハイブリッド車(HV)限定にする。トヨタのハイブリッド専用車はこれまで「プリウス」や「アクア」など小型車やセダンが中心だったが、大型車人気が顕著な北米はシエナのHV化が最適と判断した。 新型のシエナは21年以降、提携先の米配車サービス大手「ウーバー・テクノロジーズ」と連携
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