世界三大デザイン賞のひとつ、「レッド・ドット・デザイン・アワード2023」(主催=独ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター)の受賞作がこのほど発表され、日本からはドラッグストア「マツモトキヨシ」の「銅鑼灣(コーズウェイベイ)店」(中国・香港)や、カジュアル衣料品店「ユニクロ」の「UNIQLO LOGO STORE 前橋南インター店」(群馬・前橋)などが選ばれた。マツキヨココカラによると、アジアで常設の商業施設が空間・リテールデザインカテゴリーで入賞するのは初という。 「マツモトキヨシ銅鑼灣店」は香港の4号店で、昨年10月21日にオープンした。「TOKYO CHAOS(東京カオス)」をコンセプトに、東京のトレンドを発信するスペースや、大型デジタルサイネージ、AI(人工知能)技術を用いたコスメ商品の提案などを盛り込んだ“体験型店舗”だ。差別化が難しいドラッグストアで、「ユニークで大