「早生まれの子は、保活が大変」。首都圏に住む親達の間からよく聞かれるフレーズだ。出生からの日数が足りないために認可保育園に申し込みすらできなかったり、定員が増える1歳児クラスに望みをかけたものの、入園内定の日まで落ち着かない気持ちを抱えたり。早生まれの保活に関する問題は、今の日本の保育園事情ではなかなか解消することが難しい。 では、無事に保育園が決まれば、早生まれに関する悩みも一気に消えてなくなるのだろうか。周囲の早生まれ児の親に話を聞いてみると、入園後も生まれ月が早い子との体力差や発達の差に悩む親が意外と少なくないようなのだ。読者から寄せられた早生まれの子に関する悩みや質問を、現役保育士達にぶつけてみた。 【早生まれの子を育てる特集】 (1)保育士が断言「早生まれの子にはメリットしかない」 ←今回はココ! (2)月齢順クラスを採用する玉川学園の密着レポート/その1 (3)月齢順