外国為替証拠金取引(FX)で運用して配当を払うとして出資金を集めていた会社「アライド」(大阪市中央区)の配当が止まり、代表者と連絡がとれない状態になっているという出資者からの相談が高知県警や同県立消費生活センターに相次いでいる。県警生活環境課は「運用実態があったかどうかも含めて慎重に調べる」という。 センターなどによると、高知市に勧誘の窓口になっていた別会社があり、1口10万円で2〜5%の配当を毎月払うと出資を勧誘していた。11月中旬からこれまでに30〜80代の16人から相談があり、出資金は10万〜1800万円で計1億130万円だった。10月までは配当が振り込まれていたが、11月に説明もなく止まり、大阪市の本社事務所と高知市の別会社事務所はいずれも閉鎖された。 定期預金などを解約し、総額1千万円以上を出資した高知県内の女性は「『元本は保証する』『FXのカリスマトレーダーがいる』と言われ