………火葬までの170時間に… 冬の終わりで 途方に暮れないように 耳をふさいで走り出す君の となりにある虹にぼくは なりたいいつだって…… ぼくは雨となり星となる 米良 美一 昨日、この曲を残して逝く家族へのラストメッセージとして自ら歌い、火葬場の露となった父親がいた 生前に私達と歌を動画に残し、告別式の最後に生バンド演奏とリンクさせる 東京は火葬場の数が少なく火葬まで平日で4日、年末年始は7日以上かかる場合もあり、遺族に普段とは違う感情を抱かせる 故人はある中堅会社の常務から紹介された40代の人で、年末にホスピスで亡くなり昨日が告別式。 ひかり(後輩社長)が担当だったけど、他の葬儀屋が自宅安置していた遺体に腐敗網が出来て、化粧(けわい)に時間がかかり急きょ私が代わった お父さんの下手ッピな歌…… でも心の一番柔らかい所をぎゅっとつかむ歌 皆、ぐちゃぐちゃになって泣いた…… 私は遺族が火
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