はじめに 本稿の内容は、某イベントで私が頒布した頒布物の内容を一部転載し、最新の情報(2018/05現在)へと対応した内容をまとめたものとなります。 (2019/01/28修正) ROCm2.0について、Linuxカーネル4.19以上でのインストール法、Tensorflow-rocmのPyPI登録等について加筆しました (2018/05/19修正) Radeon Open Computeの現状部分、およびインストール環境の制約に関して修正を行いました。 TL;DR ・Radeon Open Compute(ROCm)というAMDの提供するGPU環境のオープンソースプロジェクトの一環と、それを利用したCudaライブラリのユーザーのポーティングで深層学習ライブラリがAMDのGPUでも動くよ! ・対応ライブラリが大幅に増え、ROCmを支えるGPUドライバもLinux公式カーネルに組み込まれるなど