日本ハムは29日、今年6〜8月に発送したハムやベーコンなどの詰め合わせ中元ギフトセットの一部で、注文と異なる商品を入れていたと発表した。 茨城県筑西市、兵庫県西宮市、広島市、仙台市の4拠点から発送した計9966本で、受発注を管理する社員が、在庫不足の場合でも出荷を間に合わせるため別の商品で代替していたという。 このうち、筑西市の拠点から発送した1517本が、注文した品より安く、受け取った側にとっては合計で20万4265円分損したことになる。残る8449本は注文品より高い商品を詰めていたが、差額は不明。 発送作業を請け負う会社の社員が指摘して判明した。関係書類が残る09年11〜12月の歳暮ギフトについても調査したところ、筑西市の拠点で6585本が入れ替えられていた。このため、10年冬の歳暮からは、在庫を一元管理する新システムを導入するなどして再発防止を図る。 問い合わせは、日本ハムお客様サー