ブックマーク / realsound.jp (20)

  • 宇多田ヒカル スタッフが語る、活動再開で得た実感「ポップミュージックの価値は目減りしていない」

    2016年、8年ぶりのフルアルバム『Fantôme』のリリースで華麗なる復活を果たした宇多田ヒカル。今回リアルサウンドでは、1年を通して国内外の音楽シーンを賑わせた作の誕生を支えたスタッフである、ユニバーサル ミュージック Virgin Music沖田英宣氏と梶望氏に取材を行った。邦楽アルバムとして“歌詞”と”声”を意識しながら制作され、その要素を確実に届けるための工夫が凝らされた今回の一連のリリースについて、制作面を支えた沖田氏と、プロモーションを担当した梶氏が、それぞれの立場から振り返った。なお、取材後に宇多田ヒカルのレーベル移籍が発表されたが、彼らは引き続き彼女の音楽活動を支えていくという。(編集部) 宇多田ヒカルには「孤独」を「共感」にできる力がある(沖田) ーー『Fantôme』は、宇多田ヒカルさんの声と言葉にフォーカスをあてて制作したと伝わっています。この発想はいつからあっ

    宇多田ヒカル スタッフが語る、活動再開で得た実感「ポップミュージックの価値は目減りしていない」
  • 宇多丸が語る、名著『ヒップホップ・ジェネレーション』をいまこそ読むべき理由(前編)

    2007年に翻訳版が発売され、日のヒップホップ・シーンでも大きな話題となった書籍『ヒップホップ・ジェネレーション』が、新装版となり9月16日に発売された。 ヒップホップの成り立ちと時代ごとの変遷を、さまざまな問題を抱えるアメリカ社会との関わりとともに、丹念かつドラマチックに描いた書は、ライムスター・宇多丸氏も「絶対に読んでおくべき決定的な一冊!」と絶賛していた。約10年近い歳月を経て、日を含めて世界中のヒップホップシーンが変化した中、改めて書を手に取ったとき、そこにはどんな価値が見出せるのだろうか。リアルサウンドでは、書に推薦文を寄せている宇多丸氏人にインタビューを実施。前編では、書を再読して感じたことや、この10年でヒップホップシーンがどのように変容したかについて、じっくりと語ってもらった。聞き手は、音楽ライターの磯部涼。(編集部) 宇多丸「サウス・ブロンクスの荒廃を、50

    宇多丸が語る、名著『ヒップホップ・ジェネレーション』をいまこそ読むべき理由(前編)
  • サエキけんぞうの『君の名は。』評:アニメだから表現できた、人物と都市描写の“快感”

    『あまちゃん』以来、NHKの朝ドラを見る習慣がついてしまった。『ごちそうさん』『花子とアン』からは、明治~大正~昭和の舞台が多く、そこではセットと衣装、そして髪型の再現について眼が釘付けになることが多い。NHKだから時代考証のフィルターを経ていて、完璧に近いと思われるセットと衣装、小道具には感心させられるが、問題はヘアメイクだ。 現在放映中の『とと姉ちゃん』は昭和30年代という自分がギリギリ記憶を持っている時代にかかっているため、余計気になる。昭和期の登場人物の髪型については、ズバリ再現ができているとは言い難い。まず毛質が再現できない。昔の女性は今よりもずっと髪がゴワゴワしているので、毛質感の再現が不可能なのだ。次に昔の髪型は大半が、今見るとカッコ悪い。無理矢理再現をしても、多くの視聴者にとっては、とっつきにくくヤボったくなってしまう。そこで制作陣は工夫を凝らして、今見ても魅力的に見えるよ

    サエキけんぞうの『君の名は。』評:アニメだから表現できた、人物と都市描写の“快感”
  • 鬼龍院翔が語る、V系への目覚め「中2の頃に“音楽性の高さ”でハマった」

    市川哲史『逆襲の〈ヴィジュアル系〉-ヤンキーからオタクに受け継がれたもの-』発売記念 PART.1 2016.07.18 13:00 80年代半ばのV系黎明期より、誰よりも近い距離でシーンのアーティストを見つめてきた音楽評論家・市川哲史による書籍『逆襲の〈ヴィジュアル系〉-ヤンキーからオタクに受け継がれたもの-』が、8月5日に発売される。X JAPAN、LUNA SEA、GLAY、PIERROT、Acid Black Cherry……日独自の音楽カルチャー〈V系〉を築いてきた彼らの《伝説》を振り返りながら、ヤンキー文化からオタク文化へと受け継がれたその《美意識》の正体に迫った一冊だ。 ゴールデンボンバー・鬼龍院翔の録り下ろしロング・インタビューほか、狂乱のルナフェス・レポ、YOSHIKI伝説、次世代V系ライターとのネオV系考察、hideに捧ぐ著者入魂のエッセイなどなど、痛快な文体と愛情溢

    鬼龍院翔が語る、V系への目覚め「中2の頃に“音楽性の高さ”でハマった」
  • AKB48・小嶋真子の手掛けた“妄想恋愛ドラマ”を有村昆が絶賛 「起承転結がまとまっている」

    『AKBINGO!』の4月13日放送分にて、AKB48グループのメンバーによる「第2回妄想ドラマフェスティバル」が行なわれた。 同企画は、メンバー自身が監督・脚を担当した“妄想恋愛ドラマ”を上映するというもの。前回放送分では、大島涼花、小笠原茉由が担当したドラマを上映したが、今回の1番手に監督として登場したのは小嶋真子。主演男優役を茂木忍、主演女優は加藤玲奈が務め、チャラいモテ男子役を木﨑ゆりあが担当、幼なじみである茂木、加藤との恋愛に木﨑が邪魔をする三角関係のストーリー「ずっと待ってた。」をオンエアした。 VTRを鑑賞し終えたメンバーは、三角関係の恋愛模様で大盛り上がりに。監督の小嶋は「幼なじみだからこそ言えなかったことがあって、最後結ばれるところとか、(加藤)玲奈ちゃんの手で終わるところとかがポイントでした」とコメント。興奮冷めやらぬメンバーを代表して中西智代梨が「玲奈ちゃんが勘違い

    AKB48・小嶋真子の手掛けた“妄想恋愛ドラマ”を有村昆が絶賛 「起承転結がまとまっている」
  • 石野卓球とピエール瀧が明かす、電気グルーヴの四半世紀「『N.O.』は今歌っても恥ずかしくない」

    『DENKI GROOVE THE MOVIE?』 石野卓球とピエール瀧インタビュー 2015.12.21 17:30 テレビやラジオや各雑誌やウェブ等のメディア、それも朝のワイドショーや『SMAP×SMAP』にも出演するなど、ドキュメンタリー映画『DENKI GROOVE THE MOVIE? -石野卓球とピエール瀧-』の公開が、ファンを超えたスケールで注目を集めている電気グルーヴ。1989年の結成から2014年のフジ・ロック・フェスティバル出演&ライジング・サン・ロック・フェス出演&ツアー「塗糞祭」まで、25年分の膨大な映像を2時間弱にまとめて電気の歴史を描いたのは、『モテキ』『バクマン。』などのヒット作も、『恋の渦』のようなカルトな傑作も同時に生みつつ活躍中の「東洋一メジャーとアンダーグラウンドの境目のない監督」大根仁。電気に出会ったことで自分の人生が変わってしまったことを自覚してい

    石野卓球とピエール瀧が明かす、電気グルーヴの四半世紀「『N.O.』は今歌っても恥ずかしくない」
  • 関ジャニ∞が発する“成熟期”の魅力 エネルギッシュな最新作から読み解く

    11月11日に関ジャニ∞の最新アルバム『元気が出るCD!!』が発売された。自主レーベルINFINITY RECORDSより2作目となる今回のアルバムは、“元気”がテーマ。今年7~9月に行なわれた全国アリーナツアーで、多くのファンから“元気”をもらったことから考案されたという。サンボマスター、OKAMOTO'S、KANA-BOONといった人気アーティストが楽曲を提供したことでも注目を集めており、ロックからバラードまで、様々なテイストの楽曲で聞く人に元気を届ける作品になっている。安田章大が「人間らしさがとエネルギーが詰まっている。今グループの持ってるエネルギーがたくさんあるからかな」と、ラジオ番組で語っていた通り、まさに関ジャニ∞の成熟期を感じる1枚だ。 そして「このアルバムタイトル、どこかで聞き覚えがあるな」と思った方もいるのではないだろうか。そう、日テレビ系で85~96年に放送された『天

    関ジャニ∞が発する“成熟期”の魅力 エネルギッシュな最新作から読み解く
  • 寺山修司生誕80周年ーー伝説の音楽家J・A・シーザーが綴る、寺山作品が目指したもの

    2015年、寺山修司生誕80周年を迎えた。寺山は「言葉の錬金術師」と呼ばれ、劇作家、演出家、詩人、歌人、小説家、評論家など多方面に才能を発揮した人物である。昭和42年に「演劇実験室◎天井棧敷」を結成、1960年代後半から70年代半ばにかけて小劇場ブームを巻き起こしたことでも知られている。 1983年、満47歳という若さでこの世を去ったが、彼の遺した数々の文芸作品は今もなお多くの表現者たちに影響を与え続けている。もちろんその表現者には、音楽家、アーティストも多く含まれており、日音楽文化に寺山の「言葉」が与えた影響は大きい。 来る10月11日、12日『冥土への手紙ー寺山修司生誕80年記念音楽祭』が恵比寿ガーデンホールで開催される。寺山演劇の全音楽を担当し、寺山修司の遺志を継いで「演劇実験室◎万有引力」を主宰する音楽家J・A・シーザーを中心に、大槻ケンヂ、カルメン・マキなどの寺山修司にゆかり

    寺山修司生誕80周年ーー伝説の音楽家J・A・シーザーが綴る、寺山作品が目指したもの
  • 人間椅子、なぜいま絶頂期? 兵庫慎司がその特異なキャリアを紐解く

    JUN SKY WALKER(S)の、再始動以降初のオリジナル・フルアルバム『LOST AND FOUND』(2012年)の1曲目に、“ロックの資格”という曲が入っている。「ロックは禁煙をしてはいけない ロックは痩せてなきゃいけない ロックは長生きしてはいけない ロックは怒ってなきゃ駄目だぜ」から始まって、「ロックは×××しちゃいけない」「ロックは××じゃなきゃ駄目」が延々と積み重ねられていく歌詞だ。 何それ。バンドブーム世代のおっさんたちとって、ロックってそんな不自由で窮屈なものなの? と、若いロックファンは思うだろう。でも、そうなんです。そんなふうに「××しちゃいけない」や「××じゃなきゃ駄目」でがんじがらめになった、それはもう不自由で窮屈なもんなんです、ある年齢から上の世代にとってのロックって。と、激しくジュンスカに共感したので、バンドのスタッフからご依頼いただいた推薦コメントに、そ

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  • テイ・トウワが語る、トレンドを超えた音楽の作り方「アンテナが錆びてても必要な電波は入ってくる」

    テイ・トウワが通算8枚目となる新作アルバム『CUTE』を7月29日にリリース、先行配信を7月1日よりスタートする。細野晴臣、高橋幸宏、砂原良徳、LEO今井、UAなど多彩なミュージシャンを迎えて制作された同作は、まさに“CUTE”と形容したくなる繊細かつ魅惑的なダンスミュージックが展開されている。今回は、音楽評論家の小野島大氏がテイ・トウワ人を直撃。アルバムの制作背景や軽井沢での生活、自身のDJスタイルやリスナーとしての感覚に起きた変化などを語ってもらった。(編集部) 「今までと同じスキームでいいのか疑問を持った」 ――今回、マスタリング・エンジニアが新しい人なんですね。 テイ:そうです。『LUCKY』(2013年)とその前の『SUNNY』(2011年)『BIG FUN』(2009年)は、ニューヨークのステアリング・サウンドのグレッグ・カルビとやってました。もともとはジョン・レノンやトーキ

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    mandsma 2015/07/02
  • CMJKが明かす、J-POPのサウンド制作最前線「アイドルの仕事こそやりたいことができる」

    CMJKは主にJ-POPの世界を舞台に活躍するサウンド・プロデューサー/編曲家/作曲家である。手がけたアーティストは浜崎あゆみ、SMAP、DREAMS COME TRUE、Kis-My-Ft2、N'夙川BOYS、佐野元春、少年隊、PENICILLIN、V6、ユースケ・サンタマリア、猿岩石、キャイ~ン、篠原ともえ、KICK THE CAN CREW、東京パフォーマンスドール、FLIP-FLAP、片瀬那奈、THC!!、アニメサントラ「マクロスプラス」など膨大な数に上る。 最近では女性アイドル仕事も数多く手がけており、チームしゃちほこ「シャンプーハット」(作詞曲:川谷絵音)、アンジュルム「乙女の逆襲」(作詞:児玉雨子、作曲:川辺ヒロシ・上田禎)、Juice=Juice『Ça va ? Ça va ?(サヴァサヴァ)』(作詞:三浦徳子、作曲:川辺ヒロシ・上田禎)などが話題になった。5月13日には

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    mandsma 2015/04/18
  • 工藤静香『MY TREASURE BEST』が教えてくれる、80年代アイドルブーム終焉の真実

    2月18日にリリースされた工藤静香のベストアルバム『MY TREASURE BEST ー中島みゆき×後藤次利コレクションー』は、この国のポップス史を振り返る上でとても重要な作品だ。1987年8月31日、その2年半前に始まるやいなやこの国のティーン男子カルチャーを席巻し尽くした(自分もスタジオ収録の観覧に何度も行って、とんねるずに煽られて大騒ぎしていたものだった)『夕やけニャンニャン』の最終回放送日、まさにその当日にソロデビューを果たした工藤静香。以来、彼女はコンスタントに作品をリリースしていた90年代後半まで約10年近くにわたってトップシンガーとして君臨し続けることとなった。中でも凄まじかったのは1988年から1990年にかけてで、この時期のシングルは8作連続でチャートの1位、特に1989年は年間ベスト10にリリースした3曲すべてがランクインするという、まさに現在の嵐やAKB48のような状

    工藤静香『MY TREASURE BEST』が教えてくれる、80年代アイドルブーム終焉の真実
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    mandsma 2015/02/21
  • スチャダラパーが語る“味”ありきのヒップホップ論「カッコよくするだけだったら誰でもできる」

    2015年にデビュー25周年を迎えるスチャダラパーのニューアルバム『1212』が、スチャダラパーとSPACE SHOWER MUSICによる新レーベル「ZENRYO RECORDS」から1月28日にリリースされる。同作は、2009年リリースの『11』以来、約6年ぶりとなるオリジナルアルバム。新曲群に加え、チャットモンチーとのユニット“スチャットモンチー”による「M4EVER」や、清水ミチコとの共作曲「Off The Wall」、ロボ宙とかせきさいだぁを迎えた「ワープトンネル」など、インディーズ活動の中で自主制作盤として発売した楽曲からピックアップしたものが収録されている。今回リアルサウンドでは、スチャダラパーにインタビューを実施。聞き手には、10年ぶりのスチャダラパー取材という音楽評論家の小野島大氏を迎え、インディーズ活動を通して味わった体験やスチャ流ヒップホップのあり方、今後の展開などを

    スチャダラパーが語る“味”ありきのヒップホップ論「カッコよくするだけだったら誰でもできる」
  • 最速詳細レビュー! 宇野維正が『宇多田ヒカルのうた』を全曲解説

    日12月3日、実にリリース6日前というギリギリのタイミングにようやく発表された『宇多田ヒカルのうた -13組の音楽家による13の解釈-』の収録曲全容。今回、サブタイトルからもわかるように、スタッフがアーティストにオファーをする際にこだわったのは普段から作詞や作曲や編曲にも携わっている「音楽家」であること。重要なのは「どう歌ったか」ではなく「どう解釈したか」なのだ。収録曲発表と同時にiTunesでは13曲中4曲の先行配信がスタートしているが、Real Soundではどこよりも早く、その全13曲の詳細な楽曲解説をお送りする。ちなみに、これらの収録曲は、まず宇多田ヒカルのスタッフ側からカバーしてほしい楽曲を指定した上でオファーし、その上で各アーティストの意見を反映して最終決定したものである。 1.「SAKURAドロップス」井上陽水 アルバムのオープニングを飾るのは井上陽水。井上陽水といえば20

    最速詳細レビュー! 宇野維正が『宇多田ヒカルのうた』を全曲解説
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    mandsma 2014/12/04
  • 電気グルーヴ、25周年記念ライブで過激トーク「音楽性の違いで解散とかありえないっしょ(笑)」

    電気グルーヴの25周年記念ライブが、2014年7月14日東京・恵比寿リキッドルームにて開催された。この日は恵比寿リキッドルームの10周年の日でもあり、祝祭感に溢れながらも、いつもと変わらない最低で最高な二人がフロアを踊らせたライブとなった。 オープニングアクトとして登場したのはシンガーソングライターの町あかり。電気グルーヴの石野卓球が「日課のネットサーフィンをしてたときに見つけて、これはいいと思ってオファーした」とMCで紹介した彼女。ピコピコハンマーを振り回す「もぐらたたきのような人」など、不思議でシュールな世界にオーディエンスも釘付け。「今日は呼んでいただけてとっても嬉しいです」と、大舞台(?)でのパフォーマンスを楽しんでいたようだった。 そしてオーディエンスの手拍子に迎えられ、電気グルーヴの二人とサポートメンバーのagraphこと牛尾憲輔がステージに登場すると、オーディエンスからは怒号

    電気グルーヴ、25周年記念ライブで過激トーク「音楽性の違いで解散とかありえないっしょ(笑)」
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    mandsma 2014/07/18
  • 細野晴臣が“音楽の謎”を語る「説明できない衝撃を受けると、やってみたいと思う」

    世界各地の土地柄と音楽について語り尽くした新著『HOSONO百景』(河出書房新社)の刊行を期に行った細野晴臣へのインタビュー後編。1940年代音楽の”再発見”など、ポピュラー音楽の豊かな鉱脈について語った前編に続き、後編では自身のキャリアを振り返りつつ、リズムに対する考え方や、音楽における"謎”について含蓄あるトークを展開してもらった。聞き手は小野島大氏。(編集部) 「僕がやってきた時代を通して、ずっと少数派でした」 ――文化の継承という点でいえば、この書にも、今の日音楽家はルーツの意識が薄らいでいるんじゃないかということを述べられてますよね(21P)。異文化を受け入れて自分のものにしていくという過程が欠如してるんじゃないか、と。 細野:まあそれも何にも知らないで言ってる意見なんで、実際はどうなんだか。昨日テレビ見てたら、リトル・リチャードに影響受けたような若いバンド…名前忘れちゃった

    細野晴臣が“音楽の謎”を語る「説明できない衝撃を受けると、やってみたいと思う」
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    mandsma 2014/05/30
  • 小室哲哉はJPOPのリズムをどう変えたか 現役ミュージシャンが「TKサウンド」を分析

    東京を拠点に活動するバンド、トレモロイドのシンセサイザー・小林郁太氏が、人気ミュージシャンの楽曲がどのように作られているかを分析する当コラム。今回はダンスミュージックをJPOPに取り入れ、日音楽シーンに多大なる影響を与えた小室哲哉の楽曲を読み解く。(編集部) 参考1:モーニング娘。楽曲の進化史ーーメロディとリズムを自在に操る、つんく♂の作曲法を分析 参考2:ユーミンのメロディはなぜ美しく響くのか 現役ミュージシャンが“和音進行”を分析 小室哲哉さんはJ-POPにダンスミュージックの要素を定着させた第一人者と言われています。TM NETWORKが台頭した80年代後半から、「小室ファミリー」がチャートの上位を賑わせた90年代後半までの10年間で、ダンスミュージックは広く世間に浸透し、JPOPシーンは大きく変化しました。そして今なお、小室さんはその音楽的探究心を失わず、超新星、SMAP、北乃

    小室哲哉はJPOPのリズムをどう変えたか 現役ミュージシャンが「TKサウンド」を分析
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    mandsma 2014/05/05
  • 大友良英『題名のない音楽会』でノイズ語る「当時のスタンダードからするとビートルズはノイズ」

    昨年は大ヒットドラマ『あまちゃん』(NHK系)のオープニング、劇中音楽を手がけ、第55回日レコード大賞作曲賞を受賞を受賞するなどして、一躍人気者となった作曲家、大友良英。彼が4月13日放送の『題名のない音楽会』に出演し、自身のルーツとなる音楽や、彼自身の音楽観について語った。 冒頭、番組から「ノイズ・ミュージックの世界的権威でもある」と紹介された大友。司会の佐渡裕から「ノイズ・ミュージックを一言で言うと?」と質問された大友は「一言では言えないですが......ジャンルというよりは考え方というか。よくわからないところがまた面白い」と語った。 今回の放送では、大友良英が影響を受けたノイズ・ミュージック3曲を紹介。まず大友が1曲目に挙げたのは、ジミ・ヘンドリックスの「The Ster Spangled Banner」。『ライブ・アット・ウッドストック』の映像を見て、「かっこいいな」と思ったそう

    大友良英『題名のない音楽会』でノイズ語る「当時のスタンダードからするとビートルズはノイズ」
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    mandsma 2014/04/14
  • tofubeatsに続くのは? 気鋭のサウンドクリエイター達をピックアップ

    サンプラーなどの機材の低価格化やDTMデスクトップ・ミュージック)の台頭により誰もが手軽に音楽制作を行えるようになった。ここ数年はニコニコ動画周辺におけるCGMも盛り上がりを見せている。そんな中、いま注目を集めるトラックメーカー5人を今回は紹介しよう。ここで取り上げるのはみな10代から20代前半の若き才能たち。ヒップホップやハウス、エレクトロニカなどそれぞれ土俵は違えど、各シーンの今後を担うであろう実力者揃いである。 まずはご存知tofubeats。次世代トラックメーカーの代表格である彼は平成2年生まれの現在23歳。中学時代からネット上で音源を公開するようになり、高校3年の夏には国内最大級の屋内テクノイベントWIREに史上最年少で出演を果たす。10年に発売されたEP『Big Shout It Out』は口コミだけでiTunes Storeダンスミュージックチャート1位を獲得。2012年に

    tofubeatsに続くのは? 気鋭のサウンドクリエイター達をピックアップ
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    mandsma 2014/04/09
  • コレクターズ、怒髪天、真心……「恋チュン」動画で錚々たるミュージシャンが踊ったワケ

    今や、世代を越えて愛される楽曲となったAKB48「恋するフォーチュンクッキー」。スタッフで踊った「STAFF Ver.」を皮切りに、企業や地方自治体など様々な人たちが全国各地で色々な趣向を凝らしたシチュエーションで踊る動画が溢れ返っている。 同曲は、3月21日より開催された「第86回選抜高校野球大会(春の甲子園)」の行進曲にも決定。それに合わせて、有志のロックミュージシャンが高校球児を応援するために踊った「Rock Musician Ver.」が公開され、話題を呼んでいる。 真心ブラザーズ、MO'SOME TONEBENDER、カジヒデキ、白井良明(ムーンライダーズ)……錚々たる国内ミュージシャンの面々が参加したMV。発起人となったのは、ザ・コレクターズの加藤ひさしと怒髪天の増子直純だ。 恐らく彼らは、ブームだからといって軽い気持ちやったわけではないだろう。冒頭のトレードマーク、いや、正

    コレクターズ、怒髪天、真心……「恋チュン」動画で錚々たるミュージシャンが踊ったワケ
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    mandsma 2014/03/22
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